ビッグウォリアー苦闘記
未完成というか、割と色々考えてみたけど懸念材料が多すぎて泣きたくなっているので半分ぐらい供養するぐらいの気持ちで書きます。
ハースストーンに溢れるビッグデッキ。その中の1つ、ビッグウォリアーのリストを見て《懊苦離刃》持ってたなと思って組んでそこから色々いじってみました。
ビッグウォリアー
# クラス: ウォリアー
# フォーマット: スタンダード
#
# 1x (1) アップグレード!
# 2x (1) シールドスラム
# 1x (1) 使えるヤツを知ってるぜ
# 2x (1) 旋風剣
# 2x (2) 叩きつけ
# 2x (2) 止めの一撃
# 1x (2) 死人の手札
# 1x (2) 魂の鍛冶場
# 2x (2) 魚のエサ
# 2x (3) シールドブロック
# 2x (4) ブラッドレイザー
# 1x (5) 乱闘
# 2x (5) 横丁の鎧職人
# 2x (6) パーティを組もう
# 2x (7) タールロード
# 1x (8) リッチキング
# 1x (8) 懊苦離刃
# 1x (9) イセラ
# 1x (10) 放たれし激昂ヤシャラージュ
# 1x (10) 竜王デスウィング
#
デッキコードは、AAECAQcKS/8DogmoqwKfsAKHvwKOzgLCzgL2zwL95wIKogT8BJEG/weyCP68AsbDApnHAszNAurnAgA=
#
何するデッキ?
ビッグウォリアーは、デッキ内のあらゆるミニオンの中から1枚を出す、制限無しの招集能力を持ったカードを活かしたデッキ。
どんな強いカードでも定額で引っ張ってこられる反面、デッキに軽いカードを入れてしまうとそれが引っ張られる可能性がある。
そこで、序盤は除去で相手をいなして中盤に《パーティを組もう》で突然ファッティ(デカいカード)を投げつけ終盤に懊苦離刃でファッティ連打をして、相手の胃に穴を空けて殺すデッキ。
豪快極まりないデッキだけど、それゆえにと言うか弱点も分かりやすい。
1 序盤は騙し騙しやっていくのでブン回られると死ぬ。
2 《懊苦離刃》はともかく、《パーティーを組もう》は6コストとしては破格だが6ターン目の動きとしては意外と群を抜いてはいない。
3 コントロールにファッティ全部除去られると死ぬ。そりゃ普通そうだけど、ビッグウォリアーは序盤中盤に除去を吐かせられないので、敵は除去を温存しやすい。
4 デッキにミニオンがいないと招集が腐る。かといって重いミニオンを増やせば事故る。
ここら辺をなんとかしたかったけどやりきれてはいない。でもなんかそこそこいい感じになってきたと思いたいのでとりあえず思いの丈を吐き出すよ。
デッキ分解
招集
《パーティーを組もう》:2枚
6コストでなんでも招集。《イセラ》や《リッチキング》が6ターン目に出てくるというと強そうだし実際強いが、ビッグプリも似たようなこと出来るとか強いデッキが6コスト使えるなら安定してえげつないこと出来るとかドルイドなら6ターン目に8、9マナぐらい貯まることね?とか、ともかく意外と壊れてないので、あくまで強いカードどまり。
秘策メイジが秘策貼る度に《呪文相殺》が来ないかビクビクしてる。
《懊苦離刃》:1枚
パックからこれのゴールデンレジェンド引いたのが始まり。
耐久力3で殴る度になんでも招集。そのままなら3回招集できるヤバいカード。
武器対策が思ったよりされていないので武器を破壊されることはあまり無い。
《魂の鍛冶場》:1枚
武器2枚サーチ。《懊苦離刃》の積み増し。
2枚でもいいけど、なんだかんだ8ターン目ぐらいには《懊苦離刃》が手札にあるので1枚でいいかな。
《アップグレード!》:1枚
《懊苦離刃》の耐久力を増やせる=招集の回数を増やせる。
ダメ押しになるので、2枚はちょっと多いかな。一応1/3の武器として使えるとはいえ。
《使えるヤツを知ってるぜ》:1枚
挑発を発見。ミニオンになるスペルで使いやすいのがこれぐらいしか無かった。
デッキとは噛み合っているけども、びっくりするぐらいカードパワーが低くなりがちなので、変に期待してもテンポよく処理されるだけかもしれん。
《横丁の鎧職人》:2枚
え?5コストのカード?と思ったかもしれないけど、僕も出来れば入れたくない。
あまりにも対ハンター対メイジが酷すぎるので装甲つけられる守護として苦肉の策。
これあってもハンターメイジに勝てるか怪しいしもう抜いちゃうのも手。
《タールロード》:2枚
ギリギリ素出し出来て招集で出しても弱くならない、防御寄りのカード。
まぁでもなんだかんだ圧力はあると思う。まだファッティが後ろに控えてるし。
《リッチキング》《イセラ》《龍王デスウィング》《放たれし激昂ヤシャラージュ》:1枚ずつ
まぁ説明要らないでしょ。強い。他には《電撃デビルサウルス》なんかも入れてたけど、あれよあれよと抜けていった。8コスは微妙に重いし7/7は微妙に高くないんだよね。
《死人の手札》:1枚
手札のカードをコピーしてデッキに入れる。
招集の種を枯らさないようにするカード。せめてコントロールにはちゃんと勝てるようにしたくて入れた。
その他
除去とドローと装甲。終わり。
ハンターとかメイジとかローグとかホントどうしようもない割には遅くて遅くて遅いデッキにはなんだかんだ種切れ起こすから意外と勝てないなんか何に勝てるんだろう(ウィニーは全除去とデカい守護で詰ませられる)難しいって感じのデッキですが、盤面は死ぬ程豪快になるので楽しいです。《ヤシャラージュ》《イセラ》《龍王デスウィング》を一気に並べつつ《竜王デスウィング》が死んだら手札から《イセラ》2号と《竜王デスウィング》2号が降ってくるみたいなヤバいデッキなので組んでみると面白いです。それで回してみて強いのが出来たら教えて。ノリで《イセラ》作ったはいいけどもう飽きかけてるの。新しい刺激が欲しいわ。
企画書き
檜原くんちゃんさんの主催する「殺人シャッフル」にて、公衆の面前で駄作を垂れ流してきました。
・きっかけ
たまには怖い話を書きたかった。
・ルール
全体の流れ
・設定を考えて主催へ渡す
・主催から送られてきた設定を基に作品を作って主催へ渡す
・TLで公開、フォロワーに誰が書いたか当ててもらう
殺した&殺された人の設定、なぜ殺すに至ったかのあらすじ、あなたの考える「殺人を犯した人間の殺人譚」R18G上等、心震える最高の殺人譚を聞かせてください。
要は人殺しのお題をプレゼント交換して貰ったお題で書く、と。
・懸念
こういう交流企画での事故には、ざっと3つのものがある。
1つ 作品がつまらなさすぎて不愉快
2つ 人にやらせるお題が不愉快で他人のモチベーションを阻害する
3つ 人からもらったお題の理解度が低すぎてお題を送った主を不愉快にさせる
1はもう諦めたほうが早い。とりあえずンジョキとウホイタとキヤゴマタの話だけしないってことはざっと頭に入れてます。
2は難しい。これが割りと難しい。個人的には課題を出すより解く方が得意(微駄洒落)。やっぱり世の中、これだけはやっちゃいけないみたいなことあるじゃないか?それが分からんのよね。僕は根がギャグ小説家だから悲劇は作りにくい。シュールなホラーが一番やりやすいけど、これはホラーとして認める人とそうでない人がいるからね。難しい。
3は、まぁ、ゆっくり解きほぐしていくしか無いよ。実際のお題貰ってからウンウン唸るしか無い。これは正解不正解がしっかりお題送り主にあるので個人的にやりやすい方。
というわけで他人と合作することの難しさを思い出しながらまずお題を考える。
・お題
不安要素としては割とデカかった。
まぁでも僕にはシュールホラーしか無いのでお題もそうするとして、あくまで主役は実際に絵なり(かずきかよ)小説なりかく方だと思ったのでシンプルに。
お題 胸を貸すと言われたので胸を喰ったら死んでしまった。これでは返せない。困った。
しかしここで気づく。喰ったら返せないじゃん。
胸を貸すと言われたので胸を引きちぎったら死んでしまった。これでは返せない。困った。
よし。
しかしそれからしばらくして気づく。
あれ?このお題貰った人困らない?
このお題の一番危ないところは、「胸を貸すと言われたので物理的に借りた」というおみのづえSPジョークがスベった時、一番の被害者がかき手(お題を貰う方)になるということだ。
いけないいけない。あくまで僕は黒子。発想をもっとシンプルに
お題変更お題 人間Aが気前よく挨拶する為にBの肩をパンと叩いたらBが破裂してしまった。異生物間交流は難しい。
よし。
まぁ正直この方向の殺人譚を嫌う人もいるので詰む相手には詰むんだけど、それはもうどうしようもない。なんならお題を形骸化してもらえばいいし(なかなか踏み出せることではないと思うけど)。
というわけでお題完成。
・執筆
お題を送ってからのんびりしているとお題が来る。
……
おもしれぇ、やるか!(タイガー・M・マッタク・ツヨシ)
こういうよく分かんないのは初めてかもしれんけど、友人にお題を募って小説を書いたことはなんべんかあるし不安は殆ど無かった。お題くれたのが知ってる人で「多分解釈違いで不愉快な思いとかしないよなぁ、多分」という期待も出来そうだったのでのびのび書けそう。
要は単純に燃えてきた。これは全部の設定活かした小説ぶち込んでやろうって気分になったね。
・貰ったお題を消化する
さて、お題の分解から始めよう。
- 加害者1(以下1)は明確に死体が欲しい。
- だがドヘオは死ぬのを望むかどうか。
- 加害者3は殺意は薄いが人が死ぬようなことをしたい。
- ドヘオは死ぬなら3の願いを叶えたいが死ぬ気があるかどうか
- 加害者2に殺意は見えない
- 2とドヘオは目的が噛み合っている、
123のドヘオに対する思いがしっかりずれてるんだよね。だけど、3人でドヘオを狙うように書いている。
この時、3は1と共謀してドヘオを殺せるんだよ。ただの偏食の2と違って残り2人は倫理観薄そうだし。
1と3で共謀してドヘオを殺すことに決めたら後はそのコンビに2が加わればいいんだ。だけど2はわりと倫理観まともそうだし、そうなるなら、ドヘオへ殺意を抱く話が必要になる。これは短編の殺人譚なので、心が明確に動く2を主人公にして話を作ろうかなとなる。ならばドヘオは悪いやつだろう。動機に使えそうなのはやはりリモコン料理だろうか。
完成だ。動機はリモコン凶器は毒風呂。1の影が薄いのはご愛嬌。
・執筆
分量の指定はスクショ4枚。具体的な量が分からないのでまず1回書いて感触をつかむ。
僕が書くのはシュールホラー。さっき名付けた。
内容は単純、人がヤバい状態になっているのにいまいち誰も、被害者すら取り乱していない。これが主軸。
恐怖にも色々あるけど、人間のくせに人間とは思えない行動をするキャラに人は心震える。それが本当に理解出来ないなら、恐怖だって抱くだろう。ツッコミ不在の恐怖なんて言うけど、実際ツッコミが無いと作品の思想的な基盤が日本と違って見えて、不安になる。
これが書きやすい。これはギャグと隣合わせにしやすいんだよね。だって全体的に茶番に見えるもの。不幸のセンスに乏しいのでまっとうな話が書けず、こういう変わった方向で怖がらせるしかないってのもある。
昔観た演劇に背中を押されて書く作品なので、雰囲気がBGMのドコドコ鳴る生身の人間の舞台に近くなっていく。日頃は脳内アニメのノベライズするんですけどね。
とまぁ方向が決まったので書きたいように書く。
ところで、旅館には破ってはならない3つの袋というのがあるのはご存知だろうか。おふくろの手袋巡査、羊羹を洋館にて8日間でよう噛んで食べるふくろう、そして、おふくろの味。
私、ニワケサは懺悔する。ざんざんざんざざ懺悔する。
私は書こう、私の失望、マザー・テレサ、そして私の罪と罰……私は友達がいた。仲間がいた。妻が家族がいた。だけど私の心の喉は、私の心の手によってずっと添えられていた。まるで教習所の実技の助手席にいる教員のようなその手は、強力なブレーキペダルを常に構えながら「何ちゃらナントカズが好きじゃなくてもいいから、野球かサッカーぐらいは知っておきなよ」と上から手線で釘を突き刺すのである。こわばった暖簾には、それはただの出来損ないの裁縫だった。ミシンには温かみがあるだろうか、旧石器時代の古代人に聞いてみた所、バッホホとの声を頂いた。カンガルーぐらいの意味だろう。人間は考えるカンガルーである。ワッツディス?(ちなみにこの話はガセのようだ)
だが私の一方的で同情出来ない孤独もこれまでだ。英雄だって変身ヒロインだって、生身は普通の人間だ。その正体は誰も知らない。仲間以外は。
仲間だ!仲間だ!嬉しいに決まっている!私に仲間は既にいるが、この仲間は違うんだ。濾過したろかーともう開き直っていた私も愛着があるが、私が出せる生の器を、生々しい気持ち悪さを、生々生活を拡大出来るのは、すっきりするようなものだった。嘘臭く例えるなら、涙を流さねばその人の水は嫌に溜まる。泣く相手が必要なのだ。
今日はその仲間、ドヘオと初顔合わせ。彼は中年で私より10歳以上年上だそうだが、そんなことは不変の真理の前では塵のようだ。
ここは叔父夫婦が経営している旅館だ。ここは私の趣味を叶えてくれる道具が使いたい放題。オフ会をするならここと応仁の乱の頃から決めていたのだ。
私はいつになく高揚した気分でドヘオを待った。今日はカンガルーにでもなろうかなんてわくわくなことを考えていると、
「ど、ども、あの、ニワケサさんですよね?」
おっさんが私の名を呼んだ。
「え、あ、へい?大将?」
「あ、あの、俺、ドヘオです」
「ドヘオ!」
「というか本名はド変態 ドヘオです」
「ド変態 ドヘオさん、いやぁ今日はオフ会してくれてありがとうございました」
「い、いや、こちらこそ、うれしいなぁって思いま……」
「さて、じゃあ今日は」
私はポケットからテレビのリモコンを取り出した。この旅館から盗み出したものだ。
「絶品のリモコン料理、今から振る舞いますよ」
私の趣味はリモコン料理だった。それをいつか友人に振る舞いたかったが、振る舞った人は友人でなくなるだろうと思うと、そういう程々な関係の人間と出会わなかったのだ。
だが今日は違う。不意打ちのような告白なんていらない、ただ食堂の椅子に座っているドヘオに真っ正直にリモコン料理を振る舞えばいいのだ。これはリモコン料理ですと言えばいいのだ。
「おぉー、いただきます!」
「どうぞお上がり下さい」
挨拶を終えてドヘオはマヨネーズを絡ませたリモコンを一口。
そして、
「これ本当に食いもんか?」
え?
ドヘオは横に間延びした口から、馬鹿にしたような声を出した。
「ったく、リモコンにマヨネーズかかってるからどんな奇策かと思ったら、単にセンスがナンなだけかよ。ナンかよここは日本だご飯だぞ。しかもリモコンへの火の通しが甘い。こんなん食ったら腹壊すっつの」
「え、あ、あ……」
私はワウワウと口を動かすが、そこからちゃんとした言葉が出てこない。
「あーあー駄目だなこりゃ。13億点中4点。リモコン料理やめた方がいいよ才能無いから?」
「…………あ、へへへ、ははは、てて、手厳しいねぇ」
「ふん、こんなの当然だろ。俺は天下のご意見番だぞ?」
「……はい」
その時にはもう、私の彼への感情は、殺意に変わっていました。その殺意をぐるぐるしながら渡り廊下を歩いていると、男女が歩いていた。
「あーあいつ殺してーなー。お前もそうだろ?」
「えー別に私殺す必要無いんだけど」
「でも死んでもいいだろ?」
「まぁね」
「……あの!」
私は意を決してその2人に声をかけました。
「ん?なんだ?」
「何の用?」
その男女は若いが、少し年が離れていそうだった。男は30代、女は20代ぐらいだろうか。
「私にもそれ手伝わせて下さい。今非常にむしゃくしゃしているんです」
「はーん、むしゃくしゃねぇ」
「いーんじゃない?三人よれば文殊の智恵って言うし」
「んーまぁ、いっか」
「そうそう」
男の方は少し訝しげに、女の方は脳天気にしていたが、その場の勢いで物事を決めるのは2人共だろうか。私には少し羨ましい若さを感じる(男の方は私より年取ってそうだが)。
「ありがとうございます。私、ニワケサと言います」
「オイラはイチユエズ」
「あたしはミフ」
「よろしくおねがいします。ところで、誰を殺す予定なんですか?」
「ドヘオ」
「ドヘオ」
「ドヘオぉ!?」
「そうそうドヘオ」
「ドヘオドヘオ」
「ドヘオなんですか?」
「ドヘオ知ってんの?」
「ドヘオ知ってます」
「ドヘオ友達?」
「ドヘオ嫌いです」
こうして私は、棒に当たるようにドヘオを殺す計画に加担することになった。
「いやあたしは殺すまでは言ってないから」
「まぁまぁいいじゃんか」「ここの温泉、凄く面白いんですよ?」
私は温めた牛乳の膜のような愛想笑いを浮かべてドヘオを温泉に招いた。
「へぇ、マヨネーズセンスのお前が言う面白い温泉ねぇ?」
「てめぇ……!」
「ん?なんか言ったか?」
「なんにも言って無いでエアコン」
そうやっておべっかばっか美化ばっかでなだめすかしのさだめをなんと薄っぺらいと元すげぇ特別な仲間の前で思いながら、私はイチユエズとミフの指定した、旅館の温泉とは違う場所に案内した。
「こちらです。」
私は扉を開けた。
「へぇ、こんなとこにおんせ……どわあっ!」
ドヘオが大きな声を出した。2人が指定した場所には、紫色の液体が沸騰していた。
「……ほら、中に入ってみてはいかがですか?」
とは言ってみたもののここからは完全にアドリブだ。この怪しげな液体に浸かるかどうか、いや、そもそもドヘオをそこに近づけさせなければ……
「おー!毒風呂だ毒風呂だ!」
ドヘオは紫色の泉にスタスタと近寄っていった。
「あっはははは、いいよなぁ毒風呂。死ぬならこの中で死にたいなぁ」
「……好きなんですか?」
「好き好き。好きだよもぉ。……まぁ、」
ドヘオが表情を歪めた。
「その分俺は手厳しいよ?」
「は?何だお前?かまぼこでも食ってろ」
「ん?何か言ったか?」
「いえいえ」
それから毒風呂を眺めながら、「いや昔駄目駄目な毒風呂アーティストがいてさー」なんていう過去話をしているドヘオの背後に私は立った。
そして用意されていたボウルを構え、
その中身の、ありったけのリモコンと触覚をドヘオにぶちまけた。
「おべっとにすぁあああ!?」
ドヘオは背後からの不意打ちに素っ頓狂な声を上げた。彼は完全に動揺している。これがチャンスだ。
「お望み通り、ここで死なせてやる!」
私はドヘオを毒風呂の中に突き落とした!
「おぎゃあああああ!」
ドへオの情けない叫び声はまるでセミの成虫のごとし。
「ナイスタイム!刹那イス!」
イチユエズの声がしたと思ったら。真っ青な防護服に身をまとった人がこちらへダッシュで駆けてきた。
「うーん、まぁここまで来たら殺しちゃおっかなぁ」
ミフの声とともに追加で1人。
「おおおおおお前らぁ、許さんぞ、俺が何をしたっていうんだこんなセンスの無い触覚やリモコンを投げつけおってぇぇ!」
「あいつ苦しそうだな、死体に変な損傷は無ぇよな?」
「だーいじょーぶだーいじょーぶ。臓器の機能を破壊する系だから」
「グワアアアゴゥフッホ」
ドヘオが血を吐いた。
「ミフお前天才だな。血を吐いてもあいつの触覚にはかかんないもんな」
「まねー、あたしは天才ディザスタービートだし」
言い忘れてたけどドヘオの頭には触覚が生えていて、そのせいで異端の目で見られていたらしい。「だから人には優しくあろうな」なんて彼は言っていた。
「ぐもおおおおおお」
ドヘオが自分の触覚に手をかけた。
「ああああおい馬鹿馬鹿」
「あっははははは!爆笑!」
焦るイチユエズと笑うミフを尻目に私はドヘオに投げつけたリモコンを1つ手に取った。
「おいおいおいやめろよ。オイラが何の為にお前を殺したと思ってんだよ」
「だからこそだ!俺はお前らに嫌がらせをして死んでいく!」
だって毒風呂はミフが作った。計画の立案はイチユエズが行った。カンガルー?私の決意は?
「あっははははは、ま、さ、もう好きにすればいいんじゃない?」
「な、なんだと?クソ、そう言われるとやつらの言うまま好きにするんじゃなくてやつらの言いなりになりたくなる」
私はリモコンを片手に、自分の触覚を痛がりながら引っ張っているドヘオを見下ろした。
「……どうだ、憎いか?」
「あたり前田のクラッカー!てめぇら殺す!異世界にイケメンとして転生されて何年掛けてでも……」
「お前がいくら憎くても、今の私は、すっきりしていないんだぁああああ!」
バギャッ!
「あぎぃ!」
リモコンで額を殴りつけると、ドヘオはぶったまげた様子のまま、
98℃の毒入り熱湯の中に再び叩き落された。
「はは、やったよ、」
私が深く安堵の息をつくと、不意に何かがせり上がってきた。
「ゴボエェ!」
私が思わず吐き出したそれは血だった。手が真っ赤に染まる。
「悪いな、お前の防護服用意出来なかった」
「飛び入り参加だったからねー」
そうか、私もこの毒と触覚とリモコンの中で死ぬんだ。
「おぼ、おべぉぉ、ごぉぉぉぉ、」
毒風呂の中はドへオの血や他の体液でどすのついた緑色だった。
あぁ、やったなと。
私はもう、ドヘオが生きていても何とも思わないだろう。
そう清々しい心でいると、汚い血が吹き出してくる。
そうしてちょっとのんびり霞んできた視界を見渡すと、ドヘオがプカーっと浮いていて、あぁ、なんか私の方が生きるセンスあるんじゃないかなんて粋がっていると、
瞼がシャッターのように閉まった。「……というわけなんです」
私はペプシジー王国の馬鹿でかい客間でそう締めくくると感嘆の声が辺りから溢れる。
私は毒風呂で死んだ後魂として漂っているとドへオの魂が右往左往していたので吸い込んだら何故か異世界に来れるようになってしまった。
私はドへオの魂のエネルギーを使い潰し、見事生まれ変わることが出来たのだ。もうドヘオは蘇らないだろう。
「では私は今日はこれで、もう寝ます」
私が一礼すると、共食い好きのリモコン達が拍手で見送ってくれた。
私は拍手の音を背後に聞きながら、明日はコックと話をしようと真っ白の頭のページにグリグリと書き殴った。
やりたいことやりまくりました。書くの楽しかった。
※ちなみに1のキャラは「触覚を引きちぎるのが好き」ですが、「触覚が好き」になってます。理由は単純。間違えて覚えてた。キラー・ビー君ごめんね。
んで、これのスクショ枚数を測ってみたら、8枚だか9枚だか必要になってしまう。
うわぁぁ、半分かぁ。
前置きがまず無茶苦茶長いのでカット。教習所の話は暗い話だったしカンガルーの話は個人的に好きだったけど、カット。
1や3とドヘオの因縁も短縮。
その他色々カットしまくって(この作業地味に辛かった)、投稿。
これを企画主に送って悠々と過ごしていたら締切が2回伸びる。僕は雑さが売りなので正直ちゃんとかく人の苦悶は知らない。知らないものは語れない。よく分からんがみんな、悩めるなら悩めばいいよということでまぁのんびりしてましたね。
と思って忙しい個人の予定が終わってから自分の投稿したやつを見返す。
あの、設定崩壊はなんとかしよ?
例えば、前半で恨みは無いって言ってた割に後半では恨みたらたらだったりすんのやめよ?
あと誤字脱字などふさわしくない言葉があったり、もっと行数をクレバーに使う方法を模索したりして、再投稿
http://www.akatsuki-novels.com/stories/index/novel_id~20410
みんな読んでね(ダイマ)。
・祭
みんなの漫画や小説が一気に公開されました。これ僕1人だけ小説で他漫画じゃないという不安は外れてくれて、小説2漫画2ハイブリッド1フリースタイル1となかなかバランスが取れている。
ここでお題の送り相手が主催者檜原さんと分かる。シュールホラーに取り憑かれたお題だったけどかなりギャグに振ってて、「言われてみればそうだなぁ」と納得。
作品公開と同時に誰のお題でかいたか当てがスタート。知らない人も含めて日頃の趣味や作風を知るためツイッターを盗み見るけど分からん人は分からん。
・後の祭り
お題出した人当て、頑張って考えたけど的中率25%でした。「あーこの人割と昔からフォローしてるから分かる。こういうお題とか好きでしょ」ってやりまくった割には酷い成績でしたね。
そして、みんなお題結構書くね。僕はかなり短かったけどもらったお題が長めで、「へ-、結構書く人は書くね」ぐらいに思ってたらみんなしっかり書いててぶったまげた。
弁解しておくと、僕のお題が手抜きなのは事実だけど、手抜きぐらいで丁度いい塩梅だろうと思ってのことだよ。
これは過去の話も関係あるかもしれない。昔お題を友人に募ってた時は僕が小説を書く為だったので、主役は断然書き手である僕のつもりだった。そのノリで受けたのでお題を送る時は単純でいじりやすいものにしたし、受けたお題は好きにいじらせてもらった。
・反省
根本的なアレはおいときます。
ちょっと投稿作品の訂正遅すぎたね。締め切り延びなかったらあれを投稿していたと思うとちょっと。
それと、主催者に送った訂正後のスクショ4枚の内の3枚目が訂正前のもので、そのせいでちょっと違う内容の作品になってしまったことに後で気づいた。もう手遅れだった。まぁ、訂正は細かいとこだったので大意は変わってないです。今後はこういうことも減らしていきたい。誰得すぎる。
・総括
おどろおどろしい話を書くのは久し振りなので楽しかった。主催者さん、他の参加者さん、僕の小説読んでくれた人、その他テレビの前のみんな、ありがとう。
では
※ここに掲載してる文冷静に考えると割と許可取ってないのであれだったら言って下さい。消すなりします
【結界像真竜】というのはどうだろうか
いえーい久々の遊戯王の話だよ。
さて、まず思うのが、戦闘破壊から身を守れる状況での結界像ってかなり強くない?
除去を壊獣に任せるプランは言わずもがな崩壊するし、罠でもあんま除去って感じの罠が減ってきた気がする。
じゃあ、結界像の隣に戦闘破壊から身を守れて特殊召喚に依存しないカードを置ければ強いし、逆にそのカードが壊獣に弱くても結界像が補ってくれるわけだ。
となるとねぇ、組んでみたくなるよね、【結界像真竜】。
・デッキ解説
エクストラはテキトーだよ。
デッキのコンセプトは至って簡単。
『真竜』永続魔法の効果を使って、『結界像』と《マスターP》を場に揃えてニヤニヤする。あとは《強欲で貪欲な壺》や《命削りの宝札》でリソースを補ったり相手の嫌がるカードを引いてきて更にニヤニヤする。
揃わないことは少なくない(大体の場合『結界像』が引けない)けど、片方だけでも継戦能力はなかなかあるのでその内揃えてシメて勝てる。
真竜モンスター:《マリアムネ》1枚《マスターP》2枚《イグニスH》1枚
《マスターP》は強いけどあんま来すぎてもアレなので2枚。サーチ多いしね。
《イグニスH》は、なんか後攻弱くね?ってなって《烈旋》入れたけど、相手の妨害下で《烈旋》と《マスターP》と他のリリース素材のセット揃う?ってなってレベル5で後攻に強いこいつに白羽の矢が立った。まぁなんか強いような弱いような。
《マリアムネ》は《ドラゴニックD》が2枚手札にあるっていう強い時に強いことする為のカード。ドロソが多いと強い時も来やすいので採用。いる!って強くは言えないけどなんやかんやいいカードだと思う。
結界像モンスター:《パキケファロ》3枚『結界像』3種類1枚ずつ
枚数は特に拘りがあるわけじゃないけど丁度ちょっと足りないぐらいかなぁ。前はもう1枚入れてちょっと多いぐらいかなぁだったのでここはなんか調整いる。何属性の『結界像』がいいかはあんま自信無い。取り敢えず『十二獣』の地と《妨げられし怪獣の眠り》で破壊されかねない光以外がいいんじゃないかな。属性散らしてるのはメタ読みに自信が無いから。
《増殖するG》:1枚
『結界像』との噛み合わせが悪いけど強いカード。《命削りの宝札》使うなら無駄撃ちすればいいだけなのでこっちは大丈夫。デッキの構造からして手札がたらふくあってもあんま意味無いけどまぁでも手札は多い方がいいし投げれば相手も動きにくくなるでしょ。正直オシャレ枠だから抜いていいよ。(ゴキブリがオシャレってどういう)
ドローカード:《命削りの宝札》3枚《強欲で貪欲な壺》2枚《強欲で謙虚な壺》3枚
手札が強くなる。ダブったカードは《ドラゴニックD》に捧げればいいんだけど、2種類ダブったらもうしょうがないよ。
《ドラゴニックD》と愉快な仲間達:《ドラゴニックD》3枚《テラフォ》3枚《盆回し》2枚《擬似空間》1枚
《ドラゴニックD》は無茶苦茶強い上に複数引けばその分強いので沢山入れよう。ただ《盆回し》はどうも難しいイメージがあるので3枚積みにくい。
『真竜』魔法、罠:《使徒》2枚《継承》3枚《黙示録》1枚《復活》2枚
多い。
こんだけ多いのは理由は単純で、《エア・サーキュレーター》や《バオバブーン》が入らないからです。
そうなると《ドラゴニックD》で破壊しつつアド回復するには、『真竜』魔法、罠を《ドラゴニックD》で割って《継承》でドローするってなるわけなのよ。
それと『真竜』魔法で召喚権を増やさないと《マスターP》と『結界像』が並ばない。
《烈旋》:2枚
このデッキは特殊召喚をそう行えない都合上、除去しつつリリース素材を工面してくれるこのカードは強い。デメリットの話はふざけたエクストラデッキから察して。
《羽根箒》、《ブラック・ホール》、《虚無》、《勅命》、《宣告》:1枚ずつ
強い
サイドに入れたいカード
・追加の《イグニスH》
・追加の『結界像』
・《コズミック・サイクロン》等の伏せ破壊カード
・なんか『真竜』相手に強いやつ
・得意そうなデッキ、苦手そうなデッキ
【十二獣壊獣】にはかなり強いと思う。《マスターP》で引っ掻き回して『結界像』で倒す。この2種類が揃えば相手も相当きついでしょ。
【真竜】は普通にキツいと思う。特殊召喚しない特殊召喚メタデッキがミラーに弱いのはね。
このデッキの特徴として、なんと『十二獣』を使わないんです!というか使えないんだけど。
だから『十二獣』を使わないで環境とある程度渡り合えるデッキを使いたいって人や何度も何度も『十二獣』を回してもう頭が疲れたーって人も、このデッキをちょっと回してみてもいいかもしれません。
では
ポケモンムーン殿堂入り
ポケモンムーン、遅ればせながら殿堂入りしました。
いやなんか睡眠のリズムが狂って金土は昼から晩まで寝たせいでいまいち自分が正気じゃない感じがしてる。
ともかく、思ったことつらつら書くよん。
キャラクター
リーリエ
正直終盤まであんま好きじゃなかった。
自分が弱っちいからその殻を脱ぎ捨てようっていうのはいいんだけど、毎回毎回スカル団と揉めてうわーんどうしよーあ、主人公さんだ助けてーって言ってる印象がどうしても強かった。ポケモンが強いわけでもないのにあんま外にちょっかいかけまくるのはねぇ。火消しするこっちの身にもなれとは言わんけど。
ただ回復薬としては結構助かった。
とまぁなんか取り敢えずやりたいことぶっぱして後始末を主人公に押し付けてる印象が強くてあんま好きになれんかったけど、でもコスモッグとの別れはジーンと来たなぁ。
最後に故郷を、つーか露骨に言うなら主人公の周辺から離れたわけだけど、流石にもう無茶はしないでしょ。大丈夫だと思いたい。
ハウ
あんま役に立ってない気がするけどいい人だったよね。最初は考え無しに楽しくやろうって言ってたのが、じゃあどうすれば楽しいのかってとこまで掘り下げてくのはいいなぁって思った。
ただ全体的な語調がのんびりキャラ押し付けすぎててくどかった。
主人公気質だけど成長が主人公の下で打ち止めになってるのが惜しい
スカル団
特に言うこと無いよね。そこまで物語の根幹に関わってない軽い悪の組織って感じ。
グズマ
痛い人。ピエロになって終わり。こういうタイプの人好きくない。
グラジオ
スカル団っぽくない。スカル団として現れたの最初ぐらいじゃなかったっけ?あれ?
いや結構いいこと言ってると思うし厨二っぽくてネタキャラも出来るしハウと主人公と3人で影響受けあって成長してるなーって感じがするしそこそこ好きよ。
ただ、俺のタイプヌルはUBキラーだぜって言ってたのにUBが来た時に蚊帳の外だったのは悲しかった。ドラゴエクィテスかよ。
プルメリ
お前誰だ。
エーテル財団
思ってたより悪い組織じゃなかった。みんな頭がスポンジで、一番偉い人が腐ってただけよね。
ルザミーネ
ルザミーネ……なったのね、UBに!!
まさかのBURST次元からの使者。
初対面の時ちょっと危なそうだなぁって思ったらいのちときもちとぱぱぱぱぱーな感じでした。
凄くルザミーネっぽいUBは全く別個体でしたね。
あと謎のゴルフ四天王は初対面なのに結構インパクトあったよね。
ストーリーの全体像としては、まぁポケモン恒例なんですが、主人公がポケモン大事にしてる感じがあんましなくて、みんなに持ち上げられるとちょっと引いてしまうというか。あと主人公ずっとニンマリ笑ってるの不気味なんですが。
コスモッグを巡る諍いに焦点を当てつつそれ以外のこともちらほらやってて普通に良いストーリーだったと思う。
レベルも、学習装置前提のきつめの感じで良かったと思うし、試練はどーでもいい感じするけど、ぬしポケモンって制度は面倒臭いけどもそこそこ好き。
今回は公式がリークしすぎたんじゃないかって色々あったみたいだけど、僕は鳥頭なんで全然とは言わんけどあんま重要なネタバレは頭から消えてました。ので普通に楽しめたよ。
ラグはちょっとなんとかしてほしかったけど。
ポケモンライドは面白い制度だったけど、もうちょっと乗り降りスムーズにして欲しい。小さい穴に入る時とかは何も言わずに消えてほしかった。
あとこれはどうでもいいんだけど、なんか今回やけに女多くない?きのせい?大体リーリエと行動してる上にロバに乗ってる女がちょいちょい出て来るせい?
それと、見た目の割に老人みたいな話し方する少女と時系列的にあれ?大人か?ってなる少女と若そうに見えて40の女がいるんだけど、キャラかぶりとんでもないな。制作者内で流行ってたのか?
とかまぁなんとか言ってますが、楽しめました!殿堂入り!対戦は別にいいや!とにかくもうちょいありそうだし進めるか!
デュエルリンクスちょっとやってみた
思ったことつらつら書くよん。
まず相手を倒して3000点を得る方法を考えてみた。1000刻みで勝てば最低2000だから、とりま3000よね。
相手撃破+ノーダメ+アドバンス+ホイル×2で
2000+ 500 + 300 + 200 =3000
これと、
相手を2ターンキル+ノーダメで
2500 + 500 =3000
が主流になると思う。魔法や罠使ったら1回だけ+100点だけど所詮1回だしホイルの回数にちょっと関わるぐらい。
んで、アドバンスはキルターン長引いて面倒臭いって人におすすめなのが下の相手2ターンキルルート
とはいえ安定はしないけどね。まぁ別に3000点取らなきゃセーブデータがクラッシュするとかそういうバンディクーでも無いし狙える時にスマートに狙っていきましょってこと。
デッキとしては、エレメンタル達と風属性と攻撃上げる装備品とワンダーバルーンを積めて完成。モブ決闘者は雑魚を攻撃表示で出すから表示形式の心配はないよ。
と書いてる内につらつら書くこと思いついてきた。
アニメーション長いね。端折れること知らなくてずっとそわそわしてた。あと、全体的に挙動がもっさりしてるわりに決闘をオートにするとサクサクいくよね。
あとーなんだろ。レジェンドデュエリストっていって杏子でてくるの場違いだと思う。まぁけどまぁでも杏子だけハブるの可哀想だし……ん?ちょっと待て?本田はいるのだろうか?
遊戯王の戦闘ってびっくりするぐらい非情な上に下級のダイレクトアタック一撃で3割以上もってかれるからペース握られると一瞬で死ぬのよね。今は雑魚狩りしてるからなんともないけど、これ対人とかレアリティゲーじゃね?って気がして不安を覚えている。ポケモンコマスターもそんな感じできつかったんだよな。戦闘が非情で一瞬でも気を抜くとスッと詰んだりした。
なんか文句ばっかになってきたけどどういう感じなのかいまいちまだ分かってないしまぁちまちまやる分にはそこそこ楽しそうではあるしぼちぼちのうらみでやっていきますか。
安価で組める御旗ロイヤル
シャドウバースの話は初めてだな。
ちなみに言っとくと、なんか読みやすくする為に色とか字の太さとかやるじゃんフツー。僕めんどいからあんまやんないのよね。分かってね。昔色々遊んでたけどやっぱなんかこうフィーリングが読めない。
今日新パック出てアドバンスブレーダーのこの何とも言えすぎて何とも言えないアドフィールにぶったまげて興奮してランクマッチ乗り出したら、ウィッチとかドラゴンとか飛んできてアドの概念が崩壊した世界にぶち込まれました。
というわけで拗ねてミッドレンジロイヤル使ってないなう。
しょうがないので環境黎明期にコントロール使ってる悪い子はアグロでしばきます。しばけるといいなぁ。
てなわけでアグロロイヤルの1つ、【御旗ロイヤル】だよん。
御旗ロイヤルって言う度にめだかボックスの平戸ロイヤルが脳裏をよぎるけど僕あの作品全然知らないから不用意に口に出したりブログに書いたりしないようにしてる
御旗ロイヤルはざっくり言うと、序盤は《王家の御旗》で全体バフして相手の顔面に突っ込んで、盤面取られだしたら[疾走]や[潜伏]で生ける弾丸と化したフォロワーを投げつけて最後の数点を削りきるってやつです。
このデッキの特徴の1つは、かなり安価で組めることです。
てめーレジェとかゴールデンとか入ってんじゃねぇかと思うかもしれないけど、まぁまぁ。まず話を聞いてくれ。
まずこのデッキは、《王家の御旗》ありきです。だから《メイドリーダー》で確実に持ってこられるように、『指揮官』は《王家の御旗》のみにするのが普通です。
うわーまじつれーわー。《乙姫》も《オーレリア》も《アレキサンダー》も『指揮官』だから入んねーわー。持ってるとか持ってないとかそれはさておき入れられねーわーあーまじでつれーわー。
ちなみに《ツバキ》はわりかしありです。2枚積んでもおかしくはないかも。うん。
あと詳しくは後述すんだけど、『指揮官』を《王家の御旗》以外に1枚だけ入れるってのも無くはないので、《乙姫》ピンは無くはなかったり……。わーおレジェンド。
……ともかく、ともかく!《ツバキ》や《風神》は抜いても構わないので、安く組みたかったらテキトーに潜伏とか疾走とか挿せば大体形になるよ。出来れば兵士でね。
さて、デッキ紹介の前にこのデッキの長所短所とか言おうと思ったけど、僕シャドバやって日が浅いんだよね。構築も8割ゲームウィズのやつだし。だから例えば、【アグロヴァンパイア】と【御旗ロイヤル】って具体的にどう違うの?みたいな話は無理です。というわけでざっくり行きます。
長所
アグロなので有無を言わさず殴るのが楽しい。
手札からダメージを飛ばしやすいので、手札に疾走抱えてリーサル計算するのが楽しい。
ゾロっと並べたやつをぐいっと強化するとアホみたいなダメージが出て楽しい。
手札を弾丸にして飛ばせるので、比較的除去もなんとかなる。
《兵士徴収》で《ケンタウロスヴァンガード》2枚引けば6点なので、なんかワンチャンありそうな感じがしてボコボコにされててもつまらないとまではならない。
短所
アグロなのに《メイドリーダー》が3枚入ってる。
アグロなのに4マナの《王家の御旗》を初手にキープしたい。
アグロなのに事故る。
アグロの中でも[守護]に弱い。回復されるのもあんまり好きくない方。
アグロの中でもステータスが低い方なので、少し上のサイズをポンポン出されやすいし出されると先にこっちが死ぬ。
とまぁこんな感じで、デッキ紹介しましょう。
ほぼ必須のカード
《クイックブレーダー》:3枚
速い上に《王家の御旗》があると攻撃が2倍になる。緊急時には敵フォロワーへのとどめも刺せる。
《メイドリーダー》:3枚
4枚目以降の《王家の御旗》。ステータスが低いのでつまらないやつに一方取られるけど仕方無い。
《王家の御旗》があると疾走。基本こいつこのデッキぐらいでしか見ない気がする。速いよ。
《ノーヴィストルーパー》:3枚
疾走。速い。僕のレシピでは2枚だけど、持ってないだけだから。みんなは普通に入れよう。作成してもいいかもしれんかもしれんのだけどもね。
《フローラルフェンサー》:3枚
ただ強な上に《王家の御旗》との相性抜群とかもう3積みするしか無いでしょ。
《デモンストライク》:1枚以上
カードパワー低いけど小回りが利く(って言う程軽いコストでもないんだけど)ので、1は絶対いるかなぁ。僕は2にしてるけど特に理由は無い。2積み大好き。おぉなんて立派な理由なのじゃ。
他に入れたカード
1マナ
必然的に4マナが膨らむので、5ターン目には4+1で動くと無駄が無い。よって、気持ち多めに欲しくはあるけど1マナは顔面殴り力が低いのでやり過ぎは禁物。
《ヴァンガード》:3枚
アグロだからノリで3枚入れてるけど、別に深い理由があるわけでもないし必須項目には書けなかった。《ニンジャエッグ》とどっちがいいのかは調べてない。
《師の教え》:2枚
余ったマナのつぎ込み先にして下さいと言わんばかりのカード。このデッキとは前述の理由で相性がいい気がする。
2枚なのは3枚目を持ってないから。3枚を試す価値は十分あると思う。
2マナ
戦略的に考えてどのマナ域に何枚積むべきかは知らないけど、無難に強い兵士は2マナに多い。
それに加えて《メイドリーダー》もいるので数は多くなる。
《歴戦のランサー》:3枚
2マナは基本的に1マナ相手に一方を取られるので、1マナを守るこいつはアグロには重要なカードだと思う
《クノイチエッグ》:3枚
潜伏もありじゃねって思ったのはわりかし最近なんだよね。ノリで3積みしてるけど弄る余地は結構ある。まだ試した回数がそんな多くない。
《ガンナーメイド・マリエ》:2枚、《不屈の戦士》:1枚
はっきり言ってここに頭使って無いよ。ノリ。弄る余地バリバリ。
一応、『指揮官』を手札から出す機会がそう無いので、《マリエ》の方が強いと思う。
合計3枚ってのは特に理由が無いのでなんかこう、いい感じに増減させてね。
そもそも《マリエ》2枚しか持ってねぇ。
《兵士徴集》:2枚
2枚でも多いかもしれんね。
[指揮官]は《王家の御旗》しかいないので、事故るっちゃあ事故るけど、2マナで手札増えるって言ったら入れるでしょ!?ね!?
良い子のみんなが回すなら1でも思い切って抜いてもいいかな。
ただ、《ケンタウロスヴァンガード》を2枚引いたらそれで6点だよ!?は大げさにしても、顔面火力は種類が限られているので水増しとしては使える、んじゃないかな?分からん。ヒット率も別に高くも低くもだし。
3マナ
正直に言うと《ノーヴィストルーパー》以外強いカードが見つからなかった。
《アセンティックナイト》:2枚
微妙。《王家の御旗》との相性自体はいいんだけど、2マナに草むしりされる情け無いフォロワーって印象がどうしても強い。
うーん。なんかこう、これがマシな方とは言わないけど、なんか、どうしよう。ここ。
お好みの3マナ兵士にしてね。何がいいんだろうねここ。
4マナ
必須級ばかりなので略。
5マナ
《風神》:2枚
ノリ。
ただ言いたいのは、このマナ域の兵士は結構しょぼいのばっかだった気がする。ニンジャマスターは一応ワンチャンあるのよね。
むしろ5マナ域要らない説はある。気分。
6マナ
《ツバキ》:1枚
1枚しか無いのは察しがつくけど持ってないからよね。
2枚ぐらいワンチャン入れられないことはない。0もあり。
仕事するし邪魔もする。まぁ《ツバキ》はもともとそういうやつでしょ。
入れ替え候補ってゲームウィズっぽくやってみたかったけど、各マナ域の『兵士』の枚数適当だし《風神》とか《ツバキ》とか抜いていいし《コウガクノイチ》も無くはないし、なんか、もうなんでもありだよね。あー火力もいいの来たよね。フォロワーも残るしありよあり。
『指揮官』4枚の【御旗ロイヤル】について
無くはないです。終わり。
ざっくり言うと、加えるメリットは2枚目以降の《メイドリーダー》からのサーチに多様性が出る可能性が出るよってのと、《兵士徴集》等の『指揮官』だいすきクラブが手加減無しよ本気で決めるわするのに実質6枚では心もとないのでそこを1枚増やせること。
デメリットはまずその[指揮官]が入ったせいで《メイドリーダー》のスカ率が生じることと、その[指揮官]は《王家の御旗》の恩恵を受けられないこと。
色々検討する必要があるけど、めんどいので《王家の御旗》をスカる確率の話だけしよう。具体的に、例えば《フェンサー》を1枚加えた【御旗ロイヤル】を考えてみる。
1枚目の《メイドリーダー》で《フェンサー》をサーチしてしまう確率は25%。これがスカ。
1枚目の《メイドリーダー》で《王家の御旗》をサーチした上、2枚目の《メイドリーダー》で《フェンサー》出来ちゃう確率も、25%。これが大当たり
1枚目でも2枚目でも《王家の御旗》をサーチする、《フェンサー》関係無くね?な確率が50%
要はもうなんかどっちでもよくね?って言いたかった。
ここに、初手に《王家の御旗》を1枚握ってる時の《メイドリーダー》で《フェンサー》がサーチ出来ちゃう当たりな確率が33%
とこんな感じで《フェンサー》入れる側に有利な話をしてたけど、そもそも《メイドリーダー》と2枚目の《メイドリーダー》や《王家の御旗》が被る確率ってどんなのなのよ?って話もあるので、計算していないけど、まーなんか『指揮官』3枚の方が安定はするくね?ぐらいに思ってる。でも『指揮官』4枚もありっちゃありよ。
少々確率に分が悪かろうと、《オーレリア》や《セージコマンダー》や《乙姫》や《シャルロット》や《アレキサンダー》が入れば勝てる試合で詰めにいける。あと穴場として《カースドジェネラル》ってのもある。
というわけで完全に好みだよ!ただ『指揮官』5枚は、《メイドリーダー》が4割の確率で初っ端スカるからもう半分ぐらい別のデッキになるよ。
てな感じだ。それぞれの兵士を募って、是非とも顔面を殴って欲しい。
比較的オシャレな方のロードオブザレッド
相手に妨害されるとうぇってなるけど相手を妨害するのは大好きです。
というわけで【ロード・オブ・ザ・レッド】の話だぜ
レシピ
まずは、【ロード・オブ・ザ・レッド】(以下、なんて略そう……?ロードでいい?ロブザレとか言っても分からんでしょ)に『レッドアイズ』ギミックを入れる話からしよう。
まず初めに言っとくと、《レッドアイズ・トランスマイグレーション》がそんなに強くないことから、それを使わないルートも多分存在するよ。高等儀式術にかなり依存するタイプ。
ただこれは、折角なので『レッドアイズ』ギミックを混ぜて見た感じのデッキです。
その一番のメリットは、オシャレ!チャー研と同じくオシャレ!
儀式サポートの新星《儀式の下準備》で持ってこられるけれども『レッドアイズ』を墓地にと言われるといまいちスマートな流れを作れない《トランスマイグレーション》。それを使うのならオシャレポイントを消費して手札消費を抑える必要があります。
『レッドアイズ』を墓地に送るのなんて簡単だろと思ったあなた。『レッドアイズ』使いでしょ?ウチは《ロード》使いなんです。
『レッドアイズ』には勿論墓地肥やしギミックはありますが、僕は別にレッドアイズ2体でエクシーズとかしたいわけじゃないんです。要はレッドアイズギミックに枚数割きすぎると、儀式ギミックに支障をきたしてしまうわけです。
というわけで取り出しましたるは《レッドアイズ・インサイト》。デッキからレベル8以上の『レッドアイズ』を墓地に送りつつ手札が減らない。じゃあ手札が減らないなら減らない手札を使わなきゃ。『レッドアイズ』魔法罠の種類は《トランスマイグレーション》だけだと不器用。じゃあ他には無いのか……?
う、うーん。
元々びみょい上に『レッドアイズ』使ってないとかなり腐るカードばっかだなぁ。
仕方無いから、《真紅眼融合》入れるか。『レッドアイズ』モンスターを合計レベル13だけ墓地に送れるし。
いやホントにこんな感じで後ろ向きな感じで枠が埋まっていきました。でも見方を変えるとオシャレだよね!
というわけで無事《ロード》が着地しました。じゃあ《ロード》の効果を起動しましょう。相手のカード効果に対応しているだけじゃ相手の思うがままです。フォトスラレベ4ライトニングされます。そこで、フリチェで何度も使えるカードが欲しくなりますね。
というわけで《スキル・プリズナー》と《ゼンマイラビット》です。ここは自己満足なので抜いていいとこです。
サウラヴィスとベイゴマトンボは儀式ならよくあるよね。略で。
てな感じですかね。他はそんな珍しいもんは入ってないと思う。
構築難易度が跳ね上がるけど、【エクゾードフレイムロード】や【ヴォルカニックロード】なんかもありですね。ずっと昔(江戸時代ぐらい)に組んだ時は事故ったので崩しましたが、時は平成なので何かあるかも。
ではまたいつかなんかするかもはしれんのでまたいつか。