未定はいけないものを

趣味について色々喋ります。おみのづえSPの名前でツイッターやってます。@ominoduesP

ターボネクサス構築論、をMTG初心者が語ってみる。あとターボネクサスで使ってみたいカードの話

このブログでは、《カード名》、【デッキ名】とカッコでくくることにします。遊戯王wiki式。あと長い名前のやつは端折るかもしれません。

 

 

【ターボネクサス】の構築について話してるブログが少ない気がしたので取り敢えず語ります。

 

ターボネクサスとは

【ターボネクサス】とは、《運命のきずな》を連打して永遠に自分のターンを迎えて勝利するデッキ。

潤沢なマナから大量にドローをして毎ターン《運命のきずな》をライブラリから引き込んで唱える、という行為を何度も繰り返して勝つ。《運命のきずな》は唱えれば自動でライブラリに戻るので《運命のきずな》を使い回す方法を考える必要は無い。

元々、《ドミナリアの英雄、テフェリー》によるマナ加速と《水没遺跡、アズカンタ》によるドローのシステムを構築して勝つタイプのデッキがあったが、手頃なマナ加速の《成長のらせん》と圧倒的マナ加速の《荒野の再生》を得てシステムが更に強化。あわやトップメタという所まで来ている。

 

 

実際の構築例

取り敢えず、僕がMTGAで使ってるやつを載せます。MTGAのデッキ閲覧はSNS映えしないので文字で書くよ

 

土地 25枚

7 《森》

6 《島》

2 《氷河の城砦》

2 《神聖なる泉》

1 《陽花弁の木立ち》

2 《寺院の庭》

3 《繁殖池》

1 《内陸の湾港》

1 《オラーズカの拱門》

 

クリーチャー 3枚

2 《迷える思考の壁》

1 《ハイドロイド混成体》

 

非クリーチャー呪文 32枚

2 《否認》

3 《アズカンタの探索》

2 《根の罠》

4 《成長のらせん》

 

1 《黄金都市の秘密》

3 《楽園の贈り物》

 

4 《薬術師の眼識》

4 《荒野の再生》

 

2 《予知覚》

3 《ドミナリアの英雄、テフェリー》

 

4 《運命のきずな》

 

サイドボード

2 《治癒の恩寵》

1 《呪文貫き》

 

2 《否認》

2 《根の罠》

 

2 《押し潰す梢》

1 《秋の騎士》

 

2 《浄化の輝き》

1 《黎明をもたらすものライラ》

 

1 《発展+発破》

 

1 《原初の潮流、ネザール》

 

 

弁解

まず手始めに、

この構築、MOの大会で3位取った人のリスト

Standard Finals | MAGIC: THE GATHERING

の改変なのですが、改変部位に色々ツッコミどころあると思います。

うん。

じゃあ何故こんな感じのデッキになってしまったのか。大事なのはそこです。

ツッコミどころを考えながら、僕の言い訳に目を滑らす。そうやって、理論を固めていくことが大事なんですね。

ちなみに土地は単純にワイルドカード足りないだけです。白要素は少ないので、もっとレア土地あるなら青緑を優先して下さい。

 

《アズカンタの探索》3枚、《成長のらせん》4枚、《薬術師の眼識》4枚、《荒野の再生》4枚、《予知覚》2枚、《ドミナリアの英雄、テフェリー》3枚、《運命のきずな》4枚

元のリスト通り。いじるとしてエンチャント破壊対策に《アズカンタ》をサイドに1枚入れることも検討しているけどもワイルドカードの都合でアレ。

 

《楽園の贈り物》3枚

マナ加速。テフェリーとの相性がいい。無難に強いので複数枚積みたいが、テフェリー出して土地2つ立てて出る3マナというのが使わないマナ域なのが惜しい。単純にカードパワー低そうだったのと《テフェリー》以外と突飛なシナジーを形成するわけではないのとで、他のカードを入れる都合で元リストから1枚減らす。

 

《根の罠》2枚

フォグ。そもそも【ターボネクサス】はコントロール系のデッキが苦手でその相手に腐るカードをそんなに積みたくないので元リストから2枚減らす。

 

 

《迷える思考の壁》2枚

《アズカンタ》の変身を大いに助ける上に、ライブラリ内の《運命のきずな》の濃度を上げる(この効果で《運命のきずな》が墓地に落ちてもライブラリに戻る為)事もできる。ついでに、《眼識》を墓地に落とすこともたまに出来たりする。色々便利な2マナタフネス4

 

《否認》2枚

カウンターに死ぬほど弱いので鬼のメイン《否認》。刺さらないデッキには泣けるほど刺さらないので、《吸収》もあり。《吸収》は《楽園の贈り物》+《テフェリー》との相性もいいし。

ともかく、少量のカウンターは欲しいと思う。

 

《黄金都市の秘密》1枚

なんとなくドローソースが足りない気がした(元のリストから結構手札いじる系抜いたし)けど重いカードは増やしたくないので《霊感》でも入れよーかなーと思ってたらなんか見つけた。

昇殿達成もまぁ出来なくはない。

 

《ハイドロイド混成体》1枚

後述するけど、【赤単アグロ】相手だと《テフェリー》の紋章だけでは負けかねないのと同型相手だと不毛な争いになるので、無限ターン下で、勝てる又は無限ライフゲイン出来るカードが1枚は必要。元々色々なデッキにそこそこ強いので入れるのは負担になりにくい。

 

 

サイドボード

《治癒の恩寵》2枚

ほぼ【赤単】専用。実質1マナ6回復だったり忠誠度も守れたり。

《呪文貫き》1枚

【青単】への怨嗟をわずかばかり込める。

《否認》2枚

打ち消したいほど怖いクリーチャーっていうのがあんまりいないので強い

《根の罠》2枚

 相手がビートダウン系だったら入れる

《押し潰す梢》2枚

エンチャントを壊せたり、《パルン、ニヴ=ミゼット》、《正気泥棒》のようなめんどいクリーチャーを壊せる

《秋の騎士》1枚

 色々多彩なカード。もっと積んでもいいがレアリティが高い

《浄化の輝き》2枚

同型相手にエンチャントの数で大差を付けられたらこれでドカーン。

相手が厄介なクリーチャー沢山入れてそうなデッキだったらドカーン。

《黎明をもたらすものライラ》1枚

なんか入れてみた。強そう。【赤単】とかに

《原初の潮流、ネザール》1枚

なんか入れてみた。強かったらいいな。コントロール相手に入れるといいかも。

《発展+発破》1枚

 相手の打ち消しをコピーして打ち消し返す、《払拭》の劣化の運用が主。なんだかんだ条件付きとは言え2マナの確定カウンターはありがたい。

 

 

勝利条件

無限ターンを得られたとする。では、そこからどうやって勝つか。このデッキで勝つ為の方法が3つある。

1 《テフェリー》の紋章を2つ程手に入れてから相手のパーマネントを全て追放する

2 クリーチャーで殴る

3 《発破》で即死ダメージを飛ばす

 

2と3は分かりやすいので1の解説を。

《テフェリー》の紋章を1,2つ手に入れてから相手のパーマネントを全て追放すると、相手は次のターン、土地と1マナのカードしか使えないままターンエンドしなければならない。そして、次の自分のターン開始のドローで《テフェリー》の紋章を起動して、相手のパーマネントを全て追放する。すると、相手は永遠に土地と1マナのカードしか使えない。自分はターン終了の手札超過で《運命のきずな》を捨ててライブラリーに戻せば一生ライブラリーが尽きないが、相手はターン開始のドローをするためライブラリーが1枚ずつ削れる。そして相手は、やがてライブラリーが尽きて敗北する。

この戦法の強みは、なんといっても《テフェリー》が無限ターンを得る前から十分仕事してくれること。トドメを刺すためのカードをわざわざ入れる必要が無いのは無限ターンにするまでが大変なデッキには非常に嬉しい。

 

しかし、1の戦術が通じないデッキが3つある

1 【赤単】

2 【ターボネクサス】

3 緑系ミッドレンジ又はコントロール

それぞれ違う理由で突破してくるので面白いけど頭が痛い。

 

【赤単】は、土地1枚でこちらのライフを削れる。相手の行動を土地セットと1マナのカードだけに絞っても、《ショック》と《狂信的扇動者》が使えるので最大12点ダメージがライブラリに眠っている。

【ターボネクサス】は、何も出来ないが、ターン開始のドローでライブラリアウトすることは無い。何故なら、こちらと同様に《運命のきずな》を手札超過で捨てればライブラリが削れないからだ。

緑系の遅めのデッキは《殺戮の暴君》が入っている。呪禁なので《テフェリー》の紋章で追放されない。

 

この3つのデッキには別途勝ち筋が必要になってくる。特に緑黒系の遅めのデッキだと、別途の勝ち筋をハンデスで潰してくるのでより気をつけよう。

 

 

基本的なプレイング

とかは言語化出来るほどではないので省略

 

 

いつか試してみたいカード

バントカラーのどれか

《協約の魂、イマーラ》

青黒系のコントロール相手用のサイドにあり?《喪心》に狙われないのと殴ると布告が効かないのが強い。

 

《前知の場》

もうちょっとマナ加速を増やすと結構面白い連鎖するんじゃないかな。しないかな?

 

《悠長な再構築》

《テフェリー》みたいに戦闘で死なないし単純なドロー枚数ならこっちの方が多くなりやすく、無限ターンを得れば【赤単】や《殺戮の暴君》に勝てる。そのかわり、ドローが不安定かつ強制でいざという時除去も出来ずエンチャント破壊で壊れる。

《テフェリー》でいい気がするけど、《スゥルタイネクサス》を組むなら消去法で入るかもしれない。

 

バントカラー以外を含む

《首謀者の収得》

《運命のきずな》サーチ。ただ、11マナいるコンボなので《荒野の再生》が外せないこともあって、使いたい場面が割と限定的。ここで《運命のきずな》引きたいなーって時期は結構訪れるものなので、可能性は感じる。

 

《反転+観点》

《運命のきずな》サーチ。怒涛の13マナコンボなのでやべーことになるが、ソーサリーも持ってこれるのが強い。

ちなみに《首謀者の収得》でサーチした《観点》で《首謀者の収得》と《運命のきずな》をサーチすると……まぁネタですね

 

《イゼット副長、ラル》

《テフェリー》枠。+能力が、序盤と終盤で欲しいカードがガラリと変わるこのデッキにとって嬉しい。奥義もストレートに勝てるので他のフィニッシャーを必要としない。ただしドローは強制なので注意。プレイングで補えそうだけど。

赤を足してまで入れるカードではないけど、【ティムールネクサス】にする時には大いに役立つはず。

 

《パルン、ニヴ=ミゼット》

使われてきついなら自分が使えばいいじゃない。

インスタントソーサリーを誰かが唱えると1ドロー出来る効果はキャントリップやドローソースを多めに積めるこのデッキに合っている。更にパチパチ1ダメージを飛ばせるのでPWも牽制しやすい。消耗戦において無敵。

ただしクリーチャーなのでメインから除去されやすいのには注意。あと、《荒野の再生》が無いとマナがかつかつになるのでそこも気をつけて

マナ拘束がゴリゴリにきついので、レア土地を惜しんだら死ぬ。少なくとも森は出来れば入れたくないね。入れるなら優先的に《楽園の贈り物》を付けよう。

 

《不滅の太陽》

PW除去を入れるスペースに乏しい上に呪文を何回も使いたいデッキなのでバッチリハマっている。また、【エスパーコントロール】は対【ターボネクサス】でうっかりアーティファクト破壊を少なめにしちゃうこともありそうな感じがするので特に困らせられる。

重いのでこれ自体が打ち消されたらもう知らないよ

 

 

終わりに

ルールとマナーを守って楽しく【ターボネクサス】しよう!

では、コメント感想等お待ちしております。