シミックネクサスのフィニッシャー考察~タミヨウあれば漂流自我でも勝てる~
・灯争大戦後のシミックネクサスについて
無限ターンを決めても勝ちではなく、そこから勝利する必要がある。それを仮に、フィニッシャーと呼ぶことにする
無限ターンさえあればタミヨウで無限に墓地回収できるので小さいカードを無限に使って勝つ選択肢も取れるようになった。
有名なのが無神経な放逐だけど、他のやつについて語ってみる。
・フィニッシャー無しについて
フィニッシャーが無くとも勝てるデッキは少なくない。
タミヨウ連打で根の罠と打ち消しを大量に溜め込みながら爆発域を構えれば、相手は勝利まで試合を運べずライブラリアウトする。
但し、赤系、青黒系コントロール、ネクサスに勝てないので幅は狭い。
まず、基本の概念として、ターンプレイヤーは開始のドローで手札が8枚になるので手札7枚では完全には受けきれない。
赤単相手は打ち消しを積みにくい上にライフを削るという点で見るとデッキの質が高い。手札のEtBでダメージを飛ばしてくるやつ(鎖回しとか)がそもそも辛い。
青黒系は打ち消しを1枚多く構えつつ侮辱でタミヨウをどかせるのでこちらは継戦手段を失って無限ネクサスというBMを強いられる。というか流石に投了して。
ネクサスは単に手札制限でネクサスを捨てるだけで相手もライブラリアウトしない。
逆に、タッチで青を入れているぐらいのミッドレンジは無理矢理カードを1枚通しても爆発域で出来た更地からの逆転が出来ないので詰ませられる。但し爆発域はトークンを除去できないので根の罠を全力で打ち消されてトークンに撲殺されることには注意。あと漂流自我は知らない。まぁそもそも打ち消しとマスカンだけで8枚揃えるのも難しいでしょ。多分大丈夫。
青、緑、無色
勝てない相手が普通にいる
総動員地区
土地枠。邪魔のしなさならトップ
爆発域を使いまくった更地を駆け抜ける……が破壊不能(あんま使われない)やタフネス4以上のトークン(オケチラや終局の始まりがメジャー?)に足踏みするので注意。一瞬入れるならいいけど、一瞬入れるなら無神経な放逐でいいような気もするし
楽園の拡散などライフゲイン
無限にライフを得るので 顔面火力に怯える心配がなくなる。但し青黒系のLOに無力だったりやっぱネクサスに勝てなかったりするので、あくまで赤単相手に露骨なフィニッシャー入れなくていいぐらいの気持ちで。
基本的にこれだけで勝てる
白記念像
無限トークンが出来る土地。
タップインだしシミックなら実質無色土地なのが割と痛い。
総動員地区と違って、無限トークンの対策を破壊不能持ちやトークンで行うのは確か不可能なので、そこで差別化。
無神経な放逐
おなじみ。
テフェリーどかしたり、クリーチャーを戻しつつチャンプ出来るので青白系ミッドレンジとか相手にはこれかな?
ラゾテプの板金
放逐と違って、荒野の再生を緑のカードで割ってくるデッキ対策。スゥルタイミッドレンジとかシミックネクサスとか。
着地したプロントドンの効果を躱せるのは貴重
造反者潰し
流石に弱すぎる。
どーーーーしても打ち消しを増やしたいなら。
神秘ジェイス
世界ニッサ
わかりやすい。ただPWは侮辱されてタミヨウで回収できなくなることに注意
他の色を加える
勝てない相手が普通にいる
思考消去
黒入れるならやっぱ入ると思う。
相手が手札8枚で殺意を高めてくるなら、それをもいじゃえばいいんだよ。
ネクサスに勝てない
英雄テフェリー
バントネクサスの激強カード。
やや重いしソーサリータイミングだけどいいもの持ってる。PW触れるし。
以前の英雄テフェリーは奥義を使っても赤単の1マナ火力や呪禁持ちにかなわなかったが、今は爆発域と打ち消しがあるので余裕。
ネクサスに勝てない
戦利品
汎用性はまぁまぁ。放逐と違って土地を与えることで打ち消しなどが間に合ったりするがインスタントで出し直しもされないのがえらい。
無限に撃てば全ランデス。 相手が手札に土地を溜め込んでも土地置いて1マナのアクションなら打ち消せばいいだけ。
ネクサスに勝てない
基本的にこれだけで勝てる
漂流自我
汎用性死んでる。
相手のライブラリ全部もいでから、相手の手札のカード追放して勝ち。
ネクサスに勝てる!というか対ネクサスピンポすぎる。
などなど。タミヨウの墓地回収だけでなく爆発域でのスーサイドも出来るので結構選択肢は広いと思う。
まだまだ見逃してるフィニッシャーがいると思うので、気が向いたらこっそり追加しておく