未定はいけないものを

遊戯王とか遊戯王小説の宣伝とか日常で思ったこととか。おみのづえSPの名前でツイッターやってます。@hancluXYZ

ビッグウォリアー苦闘記

 未完成というか、割と色々考えてみたけど懸念材料が多すぎて泣きたくなっているので半分ぐらい供養するぐらいの気持ちで書きます。

 

 ハースストーンに溢れるビッグデッキ。その中の1つ、ビッグウォリアーのリストを見て《懊苦離刃》持ってたなと思って組んでそこから色々いじってみました。

 ビッグウォリアー
# クラス: ウォリアー
# フォーマット: スタンダード
#
# 1x (1) アップグレード!
# 2x (1) シールドスラム
# 1x (1) 使えるヤツを知ってるぜ
# 2x (1) 旋風剣
# 2x (2) 叩きつけ
# 2x (2) 止めの一撃
# 1x (2) 死人の手札
# 1x (2) 魂の鍛冶場
# 2x (2) 魚のエサ
# 2x (3) シールドブロック
# 2x (4) ブラッドレイザー
# 1x (5) 乱闘
# 2x (5) 横丁の鎧職人
# 2x (6) パーティを組もう
# 2x (7) タールロード
# 1x (8) リッチキング
# 1x (8) 懊苦離刃
# 1x (9) イセラ
# 1x (10) 放たれし激昂ヤシャラージュ
# 1x (10) 竜王デスウィング
#

デッキコードは、AAECAQcKS/8DogmoqwKfsAKHvwKOzgLCzgL2zwL95wIKogT8BJEG/weyCP68AsbDApnHAszNAurnAgA=
#

 

 何するデッキ?

 ビッグウォリアーは、デッキ内のあらゆるミニオンの中から1枚を出す、制限無しの招集能力を持ったカードを活かしたデッキ。

 どんな強いカードでも定額で引っ張ってこられる反面、デッキに軽いカードを入れてしまうとそれが引っ張られる可能性がある。

 そこで、序盤は除去で相手をいなして中盤に《パーティを組もう》で突然ファッティ(デカいカード)を投げつけ終盤に懊苦離刃でファッティ連打をして、相手の胃に穴を空けて殺すデッキ。

 豪快極まりないデッキだけど、それゆえにと言うか弱点も分かりやすい。

1 序盤は騙し騙しやっていくのでブン回られると死ぬ。

2 《懊苦離刃》はともかく、《パーティーを組もう》は6コストとしては破格だが6ターン目の動きとしては意外と群を抜いてはいない。

3 コントロールにファッティ全部除去られると死ぬ。そりゃ普通そうだけど、ビッグウォリアーは序盤中盤に除去を吐かせられないので、敵は除去を温存しやすい。

4 デッキにミニオンがいないと招集が腐る。かといって重いミニオンを増やせば事故る。

 ここら辺をなんとかしたかったけどやりきれてはいない。でもなんかそこそこいい感じになってきたと思いたいのでとりあえず思いの丈を吐き出すよ。

 

 デッキ分解

 招集

《パーティーを組もう》:2枚

 6コストでなんでも招集。《イセラ》や《リッチキング》が6ターン目に出てくるというと強そうだし実際強いが、ビッグプリも似たようなこと出来るとか強いデッキが6コスト使えるなら安定してえげつないこと出来るとかドルイドなら6ターン目に8、9マナぐらい貯まることね?とか、ともかく意外と壊れてないので、あくまで強いカードどまり。

 秘策メイジが秘策貼る度に《呪文相殺》が来ないかビクビクしてる。

 

《懊苦離刃》:1枚

 パックからこれのゴールデンレジェンド引いたのが始まり。

 耐久力3で殴る度になんでも招集。そのままなら3回招集できるヤバいカード。

 武器対策が思ったよりされていないので武器を破壊されることはあまり無い。

 

《魂の鍛冶場》:1枚

 武器2枚サーチ。《懊苦離刃》の積み増し。

 2枚でもいいけど、なんだかんだ8ターン目ぐらいには《懊苦離刃》が手札にあるので1枚でいいかな。

 

《アップグレード!》:1枚

 《懊苦離刃》の耐久力を増やせる=招集の回数を増やせる。

 ダメ押しになるので、2枚はちょっと多いかな。一応1/3の武器として使えるとはいえ。

 

ミニオン

《使えるヤツを知ってるぜ》:1枚

 挑発を発見。ミニオンになるスペルで使いやすいのがこれぐらいしか無かった。

 デッキとは噛み合っているけども、びっくりするぐらいカードパワーが低くなりがちなので、変に期待してもテンポよく処理されるだけかもしれん。

《横丁の鎧職人》:2枚

 え?5コストのカード?と思ったかもしれないけど、僕も出来れば入れたくない。

 あまりにも対ハンター対メイジが酷すぎるので装甲つけられる守護として苦肉の策。

 これあってもハンターメイジに勝てるか怪しいしもう抜いちゃうのも手。

《タールロード》:2枚

 ギリギリ素出し出来て招集で出しても弱くならない、防御寄りのカード。

 まぁでもなんだかんだ圧力はあると思う。まだファッティが後ろに控えてるし。

《リッチキング》《イセラ》《龍王デスウィング》《放たれし激昂ヤシャラージュ》:1枚ずつ

 まぁ説明要らないでしょ。強い。他には《電撃デビルサウルス》なんかも入れてたけど、あれよあれよと抜けていった。8コスは微妙に重いし7/7は微妙に高くないんだよね。

《死人の手札》:1枚

 手札のカードをコピーしてデッキに入れる。

 招集の種を枯らさないようにするカード。せめてコントロールにはちゃんと勝てるようにしたくて入れた。

 

 その他

 除去とドローと装甲。終わり。

 

 

 ハンターとかメイジとかローグとかホントどうしようもない割には遅くて遅くて遅いデッキにはなんだかんだ種切れ起こすから意外と勝てないなんか何に勝てるんだろう(ウィニーは全除去とデカい守護で詰ませられる)難しいって感じのデッキですが、盤面は死ぬ程豪快になるので楽しいです。《ヤシャラージュ》《イセラ》《龍王デスウィング》を一気に並べつつ《竜王デスウィング》が死んだら手札から《イセラ》2号と《竜王デスウィング》2号が降ってくるみたいなヤバいデッキなので組んでみると面白いです。それで回してみて強いのが出来たら教えて。ノリで《イセラ》作ったはいいけどもう飽きかけてるの。新しい刺激が欲しいわ。

フェミニズムって「女権」拡張運動だよね?

 フェミニズムってなんなんだ?

 

 フェミニズムfeminism)とは、性差別を廃止し、抑圧されていた女性権利を拡張しようとする思想運動性差別に反対し女性の解放を主張する思想・運動などの総称。男女同権運動との関わりが深い。 

  ソースはウィキ(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%82%BA%E3%83%A0)

 このように、女が不当に蔑ろにされていることに異を唱えるのが、フェミニズムなわけだ。

 ということは裏を返せば、これ以外の案件としては、フェミニストとして立ち上がることはないってわけだ。

 というわけで、そこから考えてみると、世界の、もしかしたら日本の、もしかしたら日本のネット界隈の、フェミニズムの自己紹介も他己説明もおかしいことになっているのでは?と疑問に思う。

 何故ならフェミニストは、ストレートな言い方をするなら、フェミニストという立場としては男の為に立ち上がる必要性は無いからだ。

 

 

 女の為の運動、フェミニズム。だとしたら。

 「フェミニストダブルスタンダード」とは稀に言われている話である。そう言われる理由にも色々あるだろうけど、その中の1つに、「女が不当な扱いを受けたら怒るのに、男が不当な扱いを受けても甘えるなとしか言わない」というものがある。

 言ってしまえば、フェミニズムとはそういうものである。

 だから、フェミニストとしては男の不当な扱いに怒る義理は何も無いのである。

 

 そう考えれば、男がフェミニズムに賛同しないのは自然と言えば自然なのである。

 だからフェミニズムは男女同権と深く関わりがあって男も加わるべきものという物言いに、僕は疑問を持っている。

 フェミニズムとは機械的で効率的な思想であると思っている。女の被害と男の被害は違うのだからケース分けして、女の被害にのみ焦点を当てよう。男の被害には別の運動家がなんとかしてくれる、というのはかなり動きやすいと思う。

 まず、男がフェミニズム思想に入ったって直接的な得はほぼ無い。じゃあ、男は男の事を考える思想に共感すればいい。フェミニズムでは男のことを考えるスペースが狭いからそれでいい。なのに一部のフェミニストは、男もフェミニストにしたがる。

 三浦まりが「セクシストでなければフェミニストである」と言ったり、エマ・ワトソンが女の人権の為の会議に男が参加しないことを不思議がったりするけど、そういうものじゃんで終わる話だと思っている。

 大体、三浦まりもエマ・ワトソンも、「男だって女の為に男の為に戦っていいんだよ」とは言うが、「その分、女は男の為に戦うから」とは全く言わない。いやそりゃあ、僕がさっき言ったようにフェミニズムは男の為の思想じゃないからそれが正しいんだよ。でも、じゃあ結局、男がフェミニストになっても負担が増えるだけじゃん。フェミニストの意味を勝手に拡張した割には、拡張した影響でどうなるかまであまり考えているようには見えなかった。

 というか三浦まりの話はなんでもかんでも男の差別意識のせいにするしやたら人権の問題に持ち込むし、肩肘張らないでフェミニストやりましょうって言った直前の文でこういう男はフェミニスト失格ですって話して間が悪かったり突っ込みどころ割と多いんじゃないかあれ?

 

 それと、wikiにもあったようにフェミニズムと男女同権について。僕の結論から言うと、「フェミニズムを男女平等にすぐに結びつける人は危険」。

 ジャンダーギャップ指数を比べると日本は144国中111位と聞いて、その関連のツイートを見て、ネットに毒された僕は自然と納得してしまった。

 男も女も、異性が悪いばっか言ってる。これは不平等国家ですわ。

 ここから何が言いたいかというと、異性の被害には割と冷淡なのに、同性の被害には過敏になりがちな人が多いということ(だからフェミニズムは効率がいいと思ったんだよ)。

 そのどうしても抜け出せないバイアスに囚われたまま話す男女平等は、おかしなものになってしまう。

 例えば現実が、男の被害女の被害を足し算なりで比べて、男尊女卑だとしたら、女の為に女の被害を減らしていくフェミニストの活動は平等に向かうものだろう。しかし、この世界がまっこと平等だった、または女尊男卑だとしたら、女の為に戦うフェミニストがいくら頑張ったって、それは男女平等にはならない。女尊男卑に進むだけだ。

 この世界で一番困っているのは誰か、どういう人かというのは簡単には分かり辛い。ある程度多くの種類の情報を根拠として話を切り出すならともかく、「同性がいつも困ってた」とか「ネットで見た気がする」とかそういうふわふわした根拠を以て、この世を男尊女卑と断定しフェミニズムを男女平等へ進んでいく運動と決めつけるのはいかがなものだろうか。

 

 

 つまり

 世の中、言葉の意味を勝手に弄る人が多すぎるんだよ。それでみんなが知らない内に勝手に弄っといて、あぁなんで自分達は昔の意味でしか見られないんだろうなんて言ってても、そりゃ昔の意味以外辞書に載ってないし意味の変更を部外者が納得してないからだよ。

 フェミニストの意味を勝手に弄って、それを触れ回ったりフェミニストを攻撃したりしたいなら、言葉の意味が変わることで出てくる影響まで見込んでもっと柔軟に言葉を選んで欲しい。

 一旦、辞書に立ち返ろう!

 

 

 おまけ。セクハラはフェミニズム案件じゃないと思ってたらフェミニズム案件かもしれない話。

 セクハラは性暴力足り得るがそれそのものは性差別ではない(例えば、男の受けるセクハラは過剰に反応するのに女の受けるセクハラは笑ってごまかされるなら性差別)からフェミニズム関係無いって思ったけど単純に被害を受ける系は全部権利侵害かもしれない。なんか男女以前の問題って感じでフェミニズム独特って感じはあんましないけど、そもそもフェミニズム独特であることのみをフェミニズムが扱うわけでもないだろうし。あれ?権利ってなんだ?そもそもセクハラする権利はあるのか?される権利は?あれ?なんか凄くめんどくさい話に向かおうとしてるぞ……

 ……

 もういいや。はいはいフェルマーの最終定理フェルマーの最終定理

企画書き

 檜原くんちゃんさんの主催する「殺人シャッフル」にて、公衆の面前で駄作を垂れ流してきました。

 

・きっかけ

 たまには怖い話を書きたかった。 

 

・ルール

全体の流れ

・設定を考えて主催へ渡す

・主催から送られてきた設定を基に作品を作って主催へ渡す

・TLで公開、フォロワーに誰が書いたか当ててもらう

 

殺した&殺された人の設定、なぜ殺すに至ったかのあらすじ、あなたの考える「殺人を犯した人間の殺人譚」R18G上等、心震える最高の殺人譚を聞かせてください。

   要は人殺しのお題をプレゼント交換して貰ったお題で書く、と。

 

・懸念

 こういう交流企画での事故には、ざっと3つのものがある。

1つ 作品がつまらなさすぎて不愉快

2つ 人にやらせるお題が不愉快で他人のモチベーションを阻害する

3つ 人からもらったお題の理解度が低すぎてお題を送った主を不愉快にさせる

 1はもう諦めたほうが早い。とりあえずンジョキとウホイタとキヤゴマタの話だけしないってことはざっと頭に入れてます。

 2は難しい。これが割りと難しい。個人的には課題を出すより解く方が得意(微駄洒落)。やっぱり世の中、これだけはやっちゃいけないみたいなことあるじゃないか?それが分からんのよね。僕は根がギャグ小説家だから悲劇は作りにくい。シュールなホラーが一番やりやすいけど、これはホラーとして認める人とそうでない人がいるからね。難しい。

 3は、まぁ、ゆっくり解きほぐしていくしか無いよ。実際のお題貰ってからウンウン唸るしか無い。これは正解不正解がしっかりお題送り主にあるので個人的にやりやすい方。

 というわけで他人と合作することの難しさを思い出しながらまずお題を考える。

 

・お題

 不安要素としては割とデカかった。

 まぁでも僕にはシュールホラーしか無いのでお題もそうするとして、あくまで主役は実際に絵なり(かずきかよ)小説なりかく方だと思ったのでシンプルに。

 お題 胸を貸すと言われたので胸を喰ったら死んでしまった。これでは返せない。困った。

 しかしここで気づく。喰ったら返せないじゃん。

胸を貸すと言われたので胸を引きちぎったら死んでしまった。これでは返せない。困った。

  よし。

 しかしそれからしばらくして気づく。

 あれ?このお題貰った人困らない?

 このお題の一番危ないところは、「胸を貸すと言われたので物理的に借りた」というおみのづえSPジョークがスベった時、一番の被害者がかき手(お題を貰う方)になるということだ。

 いけないいけない。あくまで僕は黒子。発想をもっとシンプルに

お題変更お題 人間Aが気前よく挨拶する為にBの肩をパンと叩いたらBが破裂してしまった。異生物間交流は難しい。

 よし。

 まぁ正直この方向の殺人譚を嫌う人もいるので詰む相手には詰むんだけど、それはもうどうしようもない。なんならお題を形骸化してもらえばいいし(なかなか踏み出せることではないと思うけど)。

 というわけでお題完成。

 

・執筆

 お題を送ってからのんびりしているとお題が来る。

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 ……

 おもしれぇ、やるか!(タイガー・M・マッタク・ツヨシ)

 こういうよく分かんないのは初めてかもしれんけど、友人にお題を募って小説を書いたことはなんべんかあるし不安は殆ど無かった。お題くれたのが知ってる人で「多分解釈違いで不愉快な思いとかしないよなぁ、多分」という期待も出来そうだったのでのびのび書けそう。

 要は単純に燃えてきた。これは全部の設定活かした小説ぶち込んでやろうって気分になったね。

 

・貰ったお題を消化する

 さて、お題の分解から始めよう。

  • 加害者1(以下1)は明確に死体が欲しい。
  • だがドヘオは死ぬのを望むかどうか。
  • 加害者3は殺意は薄いが人が死ぬようなことをしたい。
  • ドヘオは死ぬなら3の願いを叶えたいが死ぬ気があるかどうか
  • 加害者2に殺意は見えない
  • 2とドヘオは目的が噛み合っている、

 123のドヘオに対する思いがしっかりずれてるんだよね。だけど、3人でドヘオを狙うように書いている。

 この時、3は1と共謀してドヘオを殺せるんだよ。ただの偏食の2と違って残り2人は倫理観薄そうだし。

 1と3で共謀してドヘオを殺すことに決めたら後はそのコンビに2が加わればいいんだ。だけど2はわりと倫理観まともそうだし、そうなるなら、ドヘオへ殺意を抱く話が必要になる。これは短編の殺人譚なので、心が明確に動く2を主人公にして話を作ろうかなとなる。ならばドヘオは悪いやつだろう。動機に使えそうなのはやはりリモコン料理だろうか。

 完成だ。動機はリモコン凶器は毒風呂。1の影が薄いのはご愛嬌。

 

・執筆

 分量の指定はスクショ4枚。具体的な量が分からないのでまず1回書いて感触をつかむ。

 僕が書くのはシュールホラー。さっき名付けた。

 内容は単純、人がヤバい状態になっているのにいまいち誰も、被害者すら取り乱していない。これが主軸。

 恐怖にも色々あるけど、人間のくせに人間とは思えない行動をするキャラに人は心震える。それが本当に理解出来ないなら、恐怖だって抱くだろう。ツッコミ不在の恐怖なんて言うけど、実際ツッコミが無いと作品の思想的な基盤が日本と違って見えて、不安になる。

 これが書きやすい。これはギャグと隣合わせにしやすいんだよね。だって全体的に茶番に見えるもの。不幸のセンスに乏しいのでまっとうな話が書けず、こういう変わった方向で怖がらせるしかないってのもある。

 昔観た演劇に背中を押されて書く作品なので、雰囲気がBGMのドコドコ鳴る生身の人間の舞台に近くなっていく。日頃は脳内アニメのノベライズするんですけどね。

 とまぁ方向が決まったので書きたいように書く。

 ところで、旅館には破ってはならない3つの袋というのがあるのはご存知だろうか。おふくろの手袋巡査、羊羹を洋館にて8日間でよう噛んで食べるふくろう、そして、おふくろの味。
 私、ニワケサは懺悔する。ざんざんざんざざ懺悔する。
 私は書こう、私の失望、マザー・テレサ、そして私の罪と罰……

 私は友達がいた。仲間がいた。妻が家族がいた。だけど私の心の喉は、私の心の手によってずっと添えられていた。まるで教習所の実技の助手席にいる教員のようなその手は、強力なブレーキペダルを常に構えながら「何ちゃらナントカズが好きじゃなくてもいいから、野球かサッカーぐらいは知っておきなよ」と上から手線で釘を突き刺すのである。こわばった暖簾には、それはただの出来損ないの裁縫だった。ミシンには温かみがあるだろうか、旧石器時代の古代人に聞いてみた所、バッホホとの声を頂いた。カンガルーぐらいの意味だろう。人間は考えるカンガルーである。ワッツディス?(ちなみにこの話はガセのようだ)
 だが私の一方的で同情出来ない孤独もこれまでだ。英雄だって変身ヒロインだって、生身は普通の人間だ。その正体は誰も知らない。仲間以外は。
 仲間だ!仲間だ!嬉しいに決まっている!私に仲間は既にいるが、この仲間は違うんだ。濾過したろかーともう開き直っていた私も愛着があるが、私が出せる生の器を、生々しい気持ち悪さを、生々生活を拡大出来るのは、すっきりするようなものだった。嘘臭く例えるなら、涙を流さねばその人の水は嫌に溜まる。泣く相手が必要なのだ。
 今日はその仲間、ドヘオと初顔合わせ。彼は中年で私より10歳以上年上だそうだが、そんなことは不変の真理の前では塵のようだ。
 ここは叔父夫婦が経営している旅館だ。ここは私の趣味を叶えてくれる道具が使いたい放題。オフ会をするならここと応仁の乱の頃から決めていたのだ。
 私はいつになく高揚した気分でドヘオを待った。今日はカンガルーにでもなろうかなんてわくわくなことを考えていると、
「ど、ども、あの、ニワケサさんですよね?」
 おっさんが私の名を呼んだ。
「え、あ、へい?大将?」
「あ、あの、俺、ドヘオです」
「ドヘオ!」
「というか本名はド変態 ドヘオです」
「ド変態 ドヘオさん、いやぁ今日はオフ会してくれてありがとうございました」
「い、いや、こちらこそ、うれしいなぁって思いま……」
「さて、じゃあ今日は」
 私はポケットからテレビのリモコンを取り出した。この旅館から盗み出したものだ。
「絶品のリモコン料理、今から振る舞いますよ」
 私の趣味はリモコン料理だった。それをいつか友人に振る舞いたかったが、振る舞った人は友人でなくなるだろうと思うと、そういう程々な関係の人間と出会わなかったのだ。
 だが今日は違う。不意打ちのような告白なんていらない、ただ食堂の椅子に座っているドヘオに真っ正直にリモコン料理を振る舞えばいいのだ。これはリモコン料理ですと言えばいいのだ。
「おぉー、いただきます!」
「どうぞお上がり下さい」
 挨拶を終えてドヘオはマヨネーズを絡ませたリモコンを一口。
 そして、
「これ本当に食いもんか?」
 え?
 ドヘオは横に間延びした口から、馬鹿にしたような声を出した。
「ったく、リモコンにマヨネーズかかってるからどんな奇策かと思ったら、単にセンスがナンなだけかよ。ナンかよここは日本だご飯だぞ。しかもリモコンへの火の通しが甘い。こんなん食ったら腹壊すっつの」
「え、あ、あ……」
 私はワウワウと口を動かすが、そこからちゃんとした言葉が出てこない。
「あーあー駄目だなこりゃ。13億点中4点。リモコン料理やめた方がいいよ才能無いから?」
「…………あ、へへへ、ははは、てて、手厳しいねぇ」
「ふん、こんなの当然だろ。俺は天下のご意見番だぞ?」
「……はい」
 その時にはもう、私の彼への感情は、殺意に変わっていました。

 その殺意をぐるぐるしながら渡り廊下を歩いていると、男女が歩いていた。
「あーあいつ殺してーなー。お前もそうだろ?」
「えー別に私殺す必要無いんだけど」
「でも死んでもいいだろ?」
「まぁね」
「……あの!」
 私は意を決してその2人に声をかけました。
「ん?なんだ?」
「何の用?」
 その男女は若いが、少し年が離れていそうだった。男は30代、女は20代ぐらいだろうか。
「私にもそれ手伝わせて下さい。今非常にむしゃくしゃしているんです」
「はーん、むしゃくしゃねぇ」
「いーんじゃない?三人よれば文殊の智恵って言うし」
「んーまぁ、いっか」
「そうそう」
 男の方は少し訝しげに、女の方は脳天気にしていたが、その場の勢いで物事を決めるのは2人共だろうか。私には少し羨ましい若さを感じる(男の方は私より年取ってそうだが)。
「ありがとうございます。私、ニワケサと言います」
「オイラはイチユエズ」
「あたしはミフ」
「よろしくおねがいします。ところで、誰を殺す予定なんですか?」
「ドヘオ」
「ドヘオ」
「ドヘオぉ!?」
「そうそうドヘオ」
「ドヘオドヘオ」
「ドヘオなんですか?」
「ドヘオ知ってんの?」
「ドヘオ知ってます」
「ドヘオ友達?」
「ドヘオ嫌いです」
 こうして私は、棒に当たるようにドヘオを殺す計画に加担することになった。
「いやあたしは殺すまでは言ってないから」
「まぁまぁいいじゃんか」

「ここの温泉、凄く面白いんですよ?」
 私は温めた牛乳の膜のような愛想笑いを浮かべてドヘオを温泉に招いた。
「へぇ、マヨネーズセンスのお前が言う面白い温泉ねぇ?」
「てめぇ……!」
「ん?なんか言ったか?」
「なんにも言って無いでエアコン」
 そうやっておべっかばっか美化ばっかでなだめすかしのさだめをなんと薄っぺらいと元すげぇ特別な仲間の前で思いながら、私はイチユエズとミフの指定した、旅館の温泉とは違う場所に案内した。
「こちらです。」
 私は扉を開けた。 
「へぇ、こんなとこにおんせ……どわあっ!」
 ドヘオが大きな声を出した。2人が指定した場所には、紫色の液体が沸騰していた。
「……ほら、中に入ってみてはいかがですか?」
 とは言ってみたもののここからは完全にアドリブだ。この怪しげな液体に浸かるかどうか、いや、そもそもドヘオをそこに近づけさせなければ……
「おー!毒風呂だ毒風呂だ!」
 ドヘオは紫色の泉にスタスタと近寄っていった。
「あっはははは、いいよなぁ毒風呂。死ぬならこの中で死にたいなぁ」
「……好きなんですか?」
「好き好き。好きだよもぉ。……まぁ、」
 ドヘオが表情を歪めた。
「その分俺は手厳しいよ?」 
「は?何だお前?かまぼこでも食ってろ」
「ん?何か言ったか?」
「いえいえ」
 それから毒風呂を眺めながら、「いや昔駄目駄目な毒風呂アーティストがいてさー」なんていう過去話をしているドヘオの背後に私は立った。
 そして用意されていたボウルを構え、
 その中身の、ありったけのリモコンと触覚をドヘオにぶちまけた。
「おべっとにすぁあああ!?」
 ドヘオは背後からの不意打ちに素っ頓狂な声を上げた。彼は完全に動揺している。これがチャンスだ。
「お望み通り、ここで死なせてやる!」
 私はドヘオを毒風呂の中に突き落とした!
「おぎゃあああああ!」
 ドへオの情けない叫び声はまるでセミの成虫のごとし。
「ナイスタイム!刹那イス!」
 イチユエズの声がしたと思ったら。真っ青な防護服に身をまとった人がこちらへダッシュで駆けてきた。
「うーん、まぁここまで来たら殺しちゃおっかなぁ」
 ミフの声とともに追加で1人。
「おおおおおお前らぁ、許さんぞ、俺が何をしたっていうんだこんなセンスの無い触覚やリモコンを投げつけおってぇぇ!」
「あいつ苦しそうだな、死体に変な損傷は無ぇよな?」
「だーいじょーぶだーいじょーぶ。臓器の機能を破壊する系だから」
「グワアアアゴゥフッホ」
 ドヘオが血を吐いた。
「ミフお前天才だな。血を吐いてもあいつの触覚にはかかんないもんな」
「まねー、あたしは天才ディザスタービートだし」
 言い忘れてたけどドヘオの頭には触覚が生えていて、そのせいで異端の目で見られていたらしい。「だから人には優しくあろうな」なんて彼は言っていた。
「ぐもおおおおおお」
 ドヘオが自分の触覚に手をかけた。
「ああああおい馬鹿馬鹿」
「あっははははは!爆笑!」
 焦るイチユエズと笑うミフを尻目に私はドヘオに投げつけたリモコンを1つ手に取った。
「おいおいおいやめろよ。オイラが何の為にお前を殺したと思ってんだよ」
「だからこそだ!俺はお前らに嫌がらせをして死んでいく!」
 だって毒風呂はミフが作った。計画の立案はイチユエズが行った。カンガルー?私の決意は?
「あっははははは、ま、さ、もう好きにすればいいんじゃない?」
「な、なんだと?クソ、そう言われるとやつらの言うまま好きにするんじゃなくてやつらの言いなりになりたくなる」
 私はリモコンを片手に、自分の触覚を痛がりながら引っ張っているドヘオを見下ろした。
「……どうだ、憎いか?」
「あたり前田のクラッカー!てめぇら殺す!異世界にイケメンとして転生されて何年掛けてでも……」
「お前がいくら憎くても、今の私は、すっきりしていないんだぁああああ!」
 バギャッ!
「あぎぃ!」
 リモコンで額を殴りつけると、ドヘオはぶったまげた様子のまま、
 98℃の毒入り熱湯の中に再び叩き落された。
「はは、やったよ、」
 私が深く安堵の息をつくと、不意に何かがせり上がってきた。
「ゴボエェ!」
 私が思わず吐き出したそれは血だった。手が真っ赤に染まる。
「悪いな、お前の防護服用意出来なかった」
「飛び入り参加だったからねー」
 そうか、私もこの毒と触覚とリモコンの中で死ぬんだ。
「おぼ、おべぉぉ、ごぉぉぉぉ、」
 毒風呂の中はドへオの血や他の体液でどすのついた緑色だった。
 あぁ、やったなと。
 私はもう、ドヘオが生きていても何とも思わないだろう。
 そう清々しい心でいると、汚い血が吹き出してくる。
 そうしてちょっとのんびり霞んできた視界を見渡すと、ドヘオがプカーっと浮いていて、あぁ、なんか私の方が生きるセンスあるんじゃないかなんて粋がっていると、
 瞼がシャッターのように閉まった。

「……というわけなんです」
 私はペプシジー王国の馬鹿でかい客間でそう締めくくると感嘆の声が辺りから溢れる。
 私は毒風呂で死んだ後魂として漂っているとドへオの魂が右往左往していたので吸い込んだら何故か異世界に来れるようになってしまった。
 私はドへオの魂のエネルギーを使い潰し、見事生まれ変わることが出来たのだ。もうドヘオは蘇らないだろう。
「では私は今日はこれで、もう寝ます」
 私が一礼すると、共食い好きのリモコン達が拍手で見送ってくれた。
 私は拍手の音を背後に聞きながら、明日はコックと話をしようと真っ白の頭のページにグリグリと書き殴った。

  やりたいことやりまくりました。書くの楽しかった。

 ※ちなみに1のキャラは「触覚を引きちぎるのが好き」ですが、「触覚が好き」になってます。理由は単純。間違えて覚えてた。キラー・ビー君ごめんね。

 んで、これのスクショ枚数を測ってみたら、8枚だか9枚だか必要になってしまう。

 うわぁぁ、半分かぁ。

 前置きがまず無茶苦茶長いのでカット。教習所の話は暗い話だったしカンガルーの話は個人的に好きだったけど、カット。

 1や3とドヘオの因縁も短縮。

 その他色々カットしまくって(この作業地味に辛かった)、投稿。 

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 これを企画主に送って悠々と過ごしていたら締切が2回伸びる。僕は雑さが売りなので正直ちゃんとかく人の苦悶は知らない。知らないものは語れない。よく分からんがみんな、悩めるなら悩めばいいよということでまぁのんびりしてましたね。

 と思って忙しい個人の予定が終わってから自分の投稿したやつを見返す。

 あの、設定崩壊はなんとかしよ?

 例えば、前半で恨みは無いって言ってた割に後半では恨みたらたらだったりすんのやめよ?

 あと誤字脱字などふさわしくない言葉があったり、もっと行数をクレバーに使う方法を模索したりして、再投稿

 http://www.akatsuki-novels.com/stories/index/novel_id~20410

 みんな読んでね(ダイマ)。

 

 

・祭

 みんなの漫画や小説が一気に公開されました。これ僕1人だけ小説で他漫画じゃないという不安は外れてくれて、小説2漫画2ハイブリッド1フリースタイル1となかなかバランスが取れている。

 ここでお題の送り相手が主催者檜原さんと分かる。シュールホラーに取り憑かれたお題だったけどかなりギャグに振ってて、「言われてみればそうだなぁ」と納得。

 作品公開と同時に誰のお題でかいたか当てがスタート。知らない人も含めて日頃の趣味や作風を知るためツイッターを盗み見るけど分からん人は分からん。

 

・後の祭り

 お題出した人当て、頑張って考えたけど的中率25%でした。「あーこの人割と昔からフォローしてるから分かる。こういうお題とか好きでしょ」ってやりまくった割には酷い成績でしたね。

 そして、みんなお題結構書くね。僕はかなり短かったけどもらったお題が長めで、「へ-、結構書く人は書くね」ぐらいに思ってたらみんなしっかり書いててぶったまげた。

 弁解しておくと、僕のお題が手抜きなのは事実だけど、手抜きぐらいで丁度いい塩梅だろうと思ってのことだよ。

 これは過去の話も関係あるかもしれない。昔お題を友人に募ってた時は僕が小説を書く為だったので、主役は断然書き手である僕のつもりだった。そのノリで受けたのでお題を送る時は単純でいじりやすいものにしたし、受けたお題は好きにいじらせてもらった。

 

・反省

 根本的なアレはおいときます。

 ちょっと投稿作品の訂正遅すぎたね。締め切り延びなかったらあれを投稿していたと思うとちょっと。

 それと、主催者に送った訂正後のスクショ4枚の内の3枚目が訂正前のもので、そのせいでちょっと違う内容の作品になってしまったことに後で気づいた。もう手遅れだった。まぁ、訂正は細かいとこだったので大意は変わってないです。今後はこういうことも減らしていきたい。誰得すぎる。

 

・総括

 おどろおどろしい話を書くのは久し振りなので楽しかった。主催者さん、他の参加者さん、僕の小説読んでくれた人、その他テレビの前のみんな、ありがとう。

 

 では

 

 ※ここに掲載してる文冷静に考えると割と許可取ってないのであれだったら言って下さい。消すなりします

マンガワン新連載の感想

 マンガワンが、「興味無くても1話読んでくれたらアイテムあげるよ」と言ってきので興味湧かなくても虱潰しに読みました。その感想を淡々と。

 

感想は主観なのでまず僕の話を。

僕は、男、成人、コメディ好き。荒いシリアス嫌い。萌系は普通だけど個人的な媚びラインを超えると評価がガタ落ちする。グロと悲しい話苦手。女向けも読むけど、「媚びすぎて個人的にアウトなライン」が下がるかも。

 

月曜

・彼は彼女に変わるので

チャラいやつが読むだけで精神ダメージ与えてくるので多分読まない。作品としては掴みだけだしなんとも。

火曜

・となりのシャム猫探偵

突然死亡事件が起こって普通にビビった。キャラは立ってる気がする。続き読むかなぁ。

水曜

・愚連街

シーマが、粋がってた頃の王馬思い出す。それはともかく暴力モノはあんま読まないけどこのコンビ面白そうっちゃ面白そうだからどーしよーなー。

・四代目の花婿

なんかきつい。なんだろう。別に男が妊娠するのはいいんだけど、なんか雰囲気がきつい。

木曜

・アシュリー

アシュリー登場前から脱走までずーっとハテナマークのジェットコースターだったので特に語ることは無いです。続きなぁ、もうちょい読んでみる。

・墓守とリボン

メイン2キャラの関係は普通にいい感じ。ただ主人公の持論が、偉そうだけど無知な外野の発言みたいであれっちゃあれ。解決も雑っぽかったし。うーん、でもまぁ、続き読むかなぁ

金曜

・1000円ヒーロー

まぁいいんじゃない?気まぐれで読んだり読まなかったりかな。

・柘榴の地獄

好きな人は好きだと思う。

土曜

・王子課!

こういうの媚びたの苦手なのであれ。まぁ第十三保健室よりまし(流れ弾)。

・荒野のゴーレム

現時点ではゴーレムが強すぎてなんで一般に流通してるのか気になって気になって。まぁ普通に読み続けるかもなぁ。

日曜

・ぶっきんぐ!!

……なんでそのオチになったの?うーん、どーも結局気が触れただけっぽいのが気にかかる。書き続けてキャラの評価変えていく系っぽいし読むかも。

・よいこの太陽信仰

色んなキャラをずるずる出すのか1キャラに集中するのかは統一して欲しかった。個人的には1キャラでずっとやり続けてると色々話出てきたしそっちの方が好み。なにはともわれほのぼのギャグ枠。読む。

夢値とあれと遊戯王、うちわを語る。書き始め編

※夢値とあれと遊戯王(http://www.akatsuki-novels.com/stories/index/novel_id~16383)のネタバレ含みます

 

 こういうことする作家はサムいみたいなツイートがちょっとコピペみたいになってた気がするけど、まぁ、なんだその、あれだ、気にするな。人類とて必死だ、それぐらいはやるだろう。

 

 

 まず、大枠から。

 一番最初に目指したものは、夢値がしょっぱなからクソみたいな無限ループで敵を轢き殺していく小説でした。

 以前別の名前で遊戯王2次を書いていた時はフツーの決闘だったんですが、決闘譜を書くのが異様にめんどくさかった上に、

 死ぬほど盛り上がらない。

 これ大事。上手い人ならかっこいいワンシーンとかっこいいゴールを決めつつ全体的に殆ど無理の無いようにいけるんですが、僕はねー、ねー。

 というわけでインパクトのあるシーンからそのまま確殺に持っていける、ワンターンループキルに近いものを書こうと決めました。狙い通り、これはペース配分もクソも無いので、かなり気楽に作れました。陸上やったことがない人がちょっと100m走るのと42,195km走るのじゃあ難易度が段違いでしょ。やり終えるプレッシャーだけならこんなもんよ。

 それと僕の考えたループを見せびらかしたかったのも間違い無くあります。それを発端にした割には渋々無理矢理ループひねり出したりしてクソデッキを仕上げたけど。【ライフゲインソルトルーパー】とか。

 あとはワンターンループキルばっかの小説とか何やってんだ僕と思う度に遊星(1kill厨)のSSに救われ、どういう風にループの説明をするか、統率これくしょんとしんでれら・まじっくを参考にしました。後ろ2つMTGじゃねぇか。

 というわけで毎試合マンネリするぐらい主人公が爆勝することが決まったので、変にこじゃれた主人公には出来ません。だから主人公はシュールでちょっと何考えてるか分からない、人間味を感じず共感出来ないようなキャラにしました。そうすればなんか、天災に遭ったぐらいのどーしよーもなさを読者が感じてくれるだろうと。

 というとこで主人公、老伍路 夢値のキャラは決まりました(その時名前はまだ決めてなかった)。ここで僕は欲を見せたんです。

 これ、トンデモシュールギャグ路線いけるんじゃない?

 何を隠そうマイティ・ソー、脳内の無茶苦茶をそのままぶち込んでも許してくれるトンデモギャグは、書きやすくて好きなのです。

 ということでトンデモをギャグにも振ることにけってー。そうした時に真っ先に脳裏によぎったのがアニマル横町だったので(なんでかは知らん)、夢値は人外か子供だなってなってじゃあ子供だなってなりました。この時点で園羅の登場は決まってました。ヤマナミさんですね。名前はまだだったけど。ちなみに夢値が床から何かを取り出すことが多いのもヤマナミさん要素だった気がする。こうなるとツッコミのキャラもある程度絞れてきて、ある程度夢値より年上だけどあんま大人にしてもわちゃわちゃさせにくいってことで高校生ぐらいにして、僕の中でなんとなく2人は異性だなって思いました。樢(その時名前は以下略)の誕生です。

 ここで夢値と樢を男女にするか女男にするか迷いましたが、男女にしました。なんでだっけ?

 汚れ役は男に任す方が人権団体に怒られにくいので夢値を女にする方が無難だったかもしれないけど、まぁなんか、その時の僕は何か考えがあったんだよ。たまには男がシュールギャグで女を振り回すのをやりたかっただけかもしれない。覚えてない。

 ということでキャラが決まったのでストーリーですが、夢値があんまりアグレッシブだと樢の存在価値に疑問が生じる気がしたので、夢値は樢を守るという方向にしました。まもロリ方式ですね(僕が勝手に名付けている。又の名をGO空伝方式)。というか序盤のストーリーはフツーにまもロリをパクりました。この時点ではサンサーヴの扱いはテキトーでなんか凄い石ぐらいにしか考えていませんでした。ま、終わりの方のストーリーを考えるとサンサーヴがラスボスにすればストンと締まると分かってからは、色々因縁とかこっそり後付していくようになりましたけど(アニメ版まもロリの最後とビミョーに被ってるのは流石にまぐれ)。ちなみに夢値がスターチップ持ってるのは、結構後に思いついたんじゃなかったっけなぁ。

 あとはいつか使うかもってことで色々キャラを考えておいて、使ったり使わなかったりって感じですね。

 ダードは樢の為に作ったみたいに前に言ったけど、元々解説が欲しかったんだよね。だからついでに樢のメンタルケアもできそうな感じでってなって犬になりました。ここでダードが人じゃなくて犬なのは、樢がひと目見ただけのイケメンにでれでれしてると人権団体からの抗議が来ると思ったからです。ちなみに樢が男だったらテキトーに美人をあてがっていた可能性もあるので、これはこれで逆に人権問題になっていたかもしれません。世の中男作家の女キャラと女作家の男キャラに厳しいのよ。

 九衆宝 毛糸は最初、ただのハンターでした。あんな色々設定背負わせたのは、もうそろそろ終わりにしようかなと思い立ったのと、そこまでに伏線を張っていたのが毛糸ぐらいしかいなかったからです。毛糸がハンターの予定だったという証拠として、ハンターの名前は武器から取られていて、

 ルベーサ→サーベル 稲紅→クナイ 沓査 研、芽里→メリケンサック シグ、ザウ、エル、ピーツー→シグザウエルP220

 なんだけど、九衆宝毛糸も特殊警棒から取られてるんスよね。ちなみに毛糸はハンターやってて樢がサンサーヴ持ってることを知ってから共通の友人2人を洗脳して樢にけしかけるという予定でした。

 

 創作となると、「作品全体を通して伝えたいこと」みたいなのがよくありますが、この作品にそんなものは無いよ。ただ、絶対無いとするのもめんどくさいので、そこら辺はフレキシブルにというか都合よく行こうと思いました。レベル6が無駄に説教臭いのも、まぁ変な話が1回ぐらいあってもいーじゃんぐらいの考えです。

 

 

 とまぁある程度書きたいことは一通り書き終わりました。1話毎に語りたいけどまだ書く気にならないのでいつか書くかも。

 

 

おまけ 今作で気に入ってる名前

九衆宝 毛糸 なんかかっこいい。名字はいくら複雑でもいいから名前は分かりやすくという方針の為下は毛糸にしましたが、もっとかっこよくしても良かったかも

沓査 研 沓査って線対称に近くてかっこいいよね

老伍路 夢値 名字4文字名前2文字ってなんかテンポよくない?

灯木 稲紅 灯木みたいに読み4文字を3文字1文字に分担するのおしゃれじゃない?ちなみに灯木だったり灯黄だったりするのは、元のキャラ設定には灯黄って書かれてるけど基本本作では灯木で突っ張っている為。

 

鬼畜キャラと愛らしさについて。独り言

 昔の語彙力の少ない僕は考えていた、「僕、ツンデレ嫌いだわ」。それは今でも間違いとはいえない。だけどそれは明らかにざっくばらんな感じだと思っている。

 乱暴なやつ悪いやつ酷いやつが、ちょっと可愛げを見せたくらいで今までの暴挙を殆ど全て洗い流してしまうのが、気に食わないのだ。というか、そういうやつが突然降って湧いたように可愛こぶってあーいい一面だなあははみたいな処理を受け手に頼んでくること自体が苦手なんだ。アニメのロケット団みたいな最初からコメディチックなのはともかく、今までやりたい放題やって、主人公達が割りとガチで落ち込んでたのに、ちょっとなんかあっただけで改心しました許してぴょん!→ぴょんは可愛い。うん、許さざるをえないよね!、みたいな感じなのがなんか嫌なんだ。

 それと僕は、完璧っぽいキャラに変にぶりっこな弱点をつけるのが好きじゃない。多分子供の頃にそういうのがありすぎて飽きたんだろう。

 完璧なキャラは近寄りがたい。弱点があったほうが人間味が深まる。そんな感じの話を聞いたことがあるけど、僕としては近寄りやすいかどうかをあまり考えていない。むしろ僕が欲しいのは、人間離れしていることへの安心感なのかもしれない。例えば僕はデュエマのイエスマンが好きだけど、あれが単行本4コマとかでゴキブリにびびっているのをオチにされていたら、普通に引いていたと思う。機械のように冷酷な存在だから僕は惹かれたんだ。

 そんな感じで、僕は強いキャラに味付け目的で弱点や可愛げを足すことも嫌っているんだ。

 というのを根っこに置きながら、僕は今日も強くてやなやつがメインを張る小説を書く。

 

 侍乃公他 美都子( http://www.akatsuki-novels.com/stories/index/novel_id~17672)や老伍路 夢値(http://www.akatsuki-novels.com/stories/index/novel_id~16383)は、正直言ってめんどくさいやつらだ。夏雄や樢は彼らに振り回され、疲労が溜まる一方だろう。主人公である夏雄や美都子の疲労が伝わってくるタイプの読者は、ダメージが蓄積していくかもしれない。

 だが僕は、それを美都子や夢値の「意外な一面」で精算しようとは思わなかった。例えば美都子が夏雄に恋するいじらしいシーンがあったら、夢値が我が身を捨てて樢を守る勇ましいシーンがあったなら、彼らの評価も変わるかもしれない。だけど、僕はそうしなかった。

 だってそんなキャラじゃ好きになれないもん

 美都子と夢値に僕が求めたのは、溢れんばかりのリソースとシュールなくらいの変人性だけだった。人間らしさなんて、僕の小説には必要無いのだ。というよりそういう人間臭い感じを書きたくないから、シリアスはあんま書かない。

 だけどこの方式は弱点があって、あまりに夏雄と樢に救いが無さすぎて、ストレス溜めすぎて2人が心労で倒れかねない(ただ僕としては、ちょっとかっこいいとこ可愛いとこ見せただけで主人公の心労ゲージが激減する方がよっぽどシュールだと思ってるんだけどね)。

 だから僕は代替手段を設けている。許してはいないけど、色々考えると一緒にいた方が良いというシチュエーションにおくわけ。一番やりやすいのが、性格はアレだけど実利があるからもし総合するならそうマイナスにならない、ってパターン。夏雄は突然迷い込んだ異世界で美都子のよく分からない話に付き合わされるけど、美都子はその異世界のことを知っているから、ガイドがしてもらえる。そもそも美都子は(僕の小説の狂人枠の中では)比較的ヌルい方だから、これぐらいのメリットでも十分だと思っている。

 だけど樢はそれだけではきつい。勝手に体内にサンサーヴを埋め込まれたせいでいきなり決闘者に襲われる日々が続くわ夢値は神出鬼没で気まぐれだわで結構悲惨。その上、夢値が代わりに幸せを運んでくるなんてことは無くデメリットしか運んでこない。僕としてはどうにかこれをシュールギャグ決闘漫画に持ち込もうとしたかった(アニマル横町とデュエルジャックを足して2で割った感じにしたかった)から、軌道修正が必要になるわけだ。

 これがラブロマンスなら夢値がかっこよければワンチャンなんとかなるかもしれないけど、僕が書きたいのはギャグだ。みんなが笑えるギャグだ。

 と、意気込んで考えはしたものの、その、

 犬1匹送り込んだ以外特に何もなかったね

 ダードが犬なのは、樢に癒やされてもらう為だ。ただ正直焼け石に水な感じが否めない。

 樢が哀れすぎて正直僕としてもどうしたもんか。夢値が樢を思いやる気持ちは欠片ほどしか無い。ダードは並に人を気遣うが面識がほぼ無い。樢の胃が心配である。考えなさすぎるとこうなるのだ。気をつけよう。

 

 

 もう何が言いたいのか分かんなくなってきたけど、ここにこっそり、ひび1つ無い人間らしくないキャラを好む人がいますよってこと。その話と「美都子論」をダラダラと書きたかった。終わり。

 

雪の貴公子、《サモスノ》入り【超越ウィッチ】

 【アグロネクロ】強い。

 《骨の貴公子》強い。他にフォロワーが1体でもいれば《ボーンキマイラ》相当、他にいればいる程スケルトンの予約が出来る。

 これに対して《ファイアーチェイン》というのは有効なんだけど、相手の展開に合わせて4マナを払うのは、ラストワードで並べてくるのと噛み合わせられない。そこに食い込ませるのが《刃の魔術師》だけど、数に限りがある。

 だけど【アグロネクロ】は序盤の動きは別に平凡だから例えば、先置き出来る《エンジェルバレット》なんてのがあれば、【アグロネクロ】にも勝ちの目が出やすくなるんじゃないだろうか。

 というわけで出来たのが、《サモンスノー》入り【超越ウィッチ】だ。

 

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デッキ概要

 【超越ウィッチ】とは、《次元の超越》を唱え連続してターンを獲得して、その間に相手に何もさせずに殴りきり勝利する、ワンショットキルデッキの一種。

 《次元の超越》のコストはスペルを唱える度に下がるので、まずスペルを唱え、次にスペルを唱える。すると、《炎の握撃》等のスペルを軽く出来るのでまたスペルが唱えられる。相手を除去スペルでいなしながらドロースペルで手を進め、スペルをひたすら唱えて、《次元の超越》からのカード連打で一気に勝つ。

 今回の構築は、《刃の魔術師》と《魔法剣》をフィニッシャーに据えたタイプで、《フレイムデストロイヤー》を用いたタイプよりトドメに必要な手札が多く事故りやすいが、各々のコストが低くスペルブーストによってコストがあっさり1や0になるのでトップスピードは速い。【アグロネクロ】は勿論、【ランプドラゴン】も一瞬で半分以上のライフを持っていくので、どっしりと除去しながら構えるのも不安と思ってこちらにした。

 

デッキ解説

《エンジェルスナイプ》《知恵の光》《マジックミサイル》《ウィンドブラスト》《虹の輝き》《魔力の蓄積》《運命の導き》《次元の超越》:3枚ずつ

 説明不要。これらが2枚以下になることはそうない。昔は《虹の輝き》は腐りやすいから2というケースもあったけど、《学院の新入生・ルゥ》や《魔法図書館》等自分のカードで対象にして嬉しいカードが増えたので、やはり3。

 

《サモンスノー》:2枚

 今回の目玉。先置き出来る《エンジェルバレット》。【アグロネクロ】を牽制出来るののは勿論、【ランプドラゴン】の4コス筆頭の《ラハブ》の体力が5だから進化した《マーリン》でワンパン出来ないので、後攻3ターン目や先攻4ターン目に置いておくと地味な嫌がらせに対する地味な嫌がらせになる。

 更にある程度リーサルの補強になるので、守りだけでなく攻めにも使える。《刃の魔術師》と《魔法剣》のルートは火力不足になりがちだから、こういう中途半端な火力増強も選択肢として立ってくる。

 カードパワー的にはそう異存は無いけど、複数引いても弱いので2枚。

 

《刃の魔術師》:3枚

《魔法剣》:2枚

 リーサル枠。《刃の魔術師》は自衛にも使えるけど、《魔法剣》は不器用なのでこの枚数。腐る《魔法剣》の枚数を抑えやすいのも、《サモンスノー》の強み。

 

《マーリン》:2枚

《学院の新入生・ルゥ》:2枚

《魔法図書館》:1枚

 スペルサーチ系。《マーリン》は1枚は絶対欲しいけど2枚目を引くと弱いから、半分《マーリン》の《学院の新入生・ルゥ》を積んで誤魔化す。《魔法図書館》は2コストで1枚が2枚になると聞くと強いけど、制約や弱点がキツいので注意。

 《サモンスノー》や《魔法剣》のせいで《マーリン》や《学院の新入生・ルゥ》で《次元の超越》をサーチしにくいので事故ったら割り切ろう。

《マーリン》は複数積まなくてもよさそうなので2枚。

《学院の新入生・ルゥ》はなんでか知らないけど2枚。

《魔法図書館》は《サモンスノー》と犬猿なので1枚。

 

《古き魔術師・レヴィ》:1枚

《炎の握撃》:2枚

 除去枠。

《古き魔術師・レヴィ》は進化権がカツカツな上進化出来ないと完全にお荷物だから1枚。

《炎の握撃》は手札さえ良ければアグロ系相手にも軽量除去として連発出来るので、複数積むのは悪くない。3枚は手札でかさばるかもしれないから1枚。

 これでデッキが39枚になったので《ゴーレムの錬成》入れて40枚。

 

 

 気が向いたら小技とかの話をします。

 ではまたいつか